いっそのぞみで逃げましょか

昨日は、途中であまりの腰の痛さに椅子に座ってられなくなり、横になったところ大爆睡してしまった。それほど体が痛んでいるのは自覚の上だし、これだったら腰と首の痛みが爆発して耐えられなくなったほうがましだと思っていたのだが、朝起きたら痛みがひいているのである。なんとも忌々しいと思ってしまう自分がいる。実際、現状の業務の流れは自分を休ませないようにしているかのようだし、目先の仕事はどんどんたまっていくしで、非常に腹立たしい。

今日は今日で、要急かつ不測の仕事でもないのに、超勤をしてしまった。そうしないと後々自分の首が絞まるからだが、こんな日に限って電車が夕方止まってしまうのである。しかもこれまた非常に腹立たしい理由で。まさに踏んだり蹴ったりだが、かえって腹据えてもっと遅くまで残っていたら影響は最小限だったというのがまた腹立たしい。なんとも、悪いことは続くものである。

なので、今日は非常に虫の居所が悪い。いや、そんなもの通り越して頭が真っ白だ。要するにものを考える気になれない。これはきっと本業の方でいろいろ知恵を絞り出している後遺症かもしれないが、やはり首と腰の不安がそうさせているのかもしれぬと思う。事実、本当はもっと腹据えて遅くまで残ろうかと思っていたのだが、途中でギヴアップしたというのが本当のところである。

本当に、こんな状況は今すぐにも脱出したいし、逃げ出してしまいたいと思う。しかし、そのためには現状からの脱却が必要だ。腹くくって仕事辞めてしまえばいいのだが、家人の了承が取れそうにない。明日にでも隠居生活、できれば広島以外でやりたいのだが、そのためには先立つものがいる。宝くじかBIGに夢をかけるか、あるいは一攫千金で印税生活にかけてみるか。まあいずれも無理だな。売れる本を書くというのは、難しいのだ。

まあ戯言はここまでにして、今日駆け巡ったヒロシマ球界向けローカルニュースは、カープがファームの施設を現ちゅーピーパークに移転するとのことである。現施設ができたのは1980年代後半で老朽化が進んでいることもあるが、あれは支配下登録選手が60人の時代のものである。要するに、人が入れられないから育成選手が増やせないということだ。その意味では、歓迎すべきことだろう。もっとも、あと4年くらい先の話ではあるが。

あとは、それをどう活用するかだろう。本格的な三軍制に舵を切るかどうかはともかく、育成の方法の選択肢が広がることは確かだ。ここでどのような選手を取って育成するかが問われるだろう。少なくとも、また俊足好打の三拍子揃ったという触れ込みで非力なおチビさんを集めるのはやめていただきたいが、どうかな。やりかねないから怖い。

でも、意地悪な見方をするならば、マツダ商店と中国新聞社の不適切な関係の典型のような気もする。旧市民球場跡地を我が物にしている現勢力の、カープへの手土産のようにも見えるんだよね。穿ち過ぎかもしれないけれど。

などと思うと、やっぱりこんな街を捨ててどこかよそに逃げたくなる。広島という街には一宿一飯の恩義以上のものは感じているのだが、すべてを捨てて尽くす気は、さらさらないからね。