上弦の月に向かい呟く。

スポーツ

昨日の予想では、今日くらいから怒濤のごとく体制固めに動くのではないかと思っていたが、豈図らんや今日は何も動きがなかった。これはハジメ体制下では珍しい。だいたい11月上旬にはスタッフを強引に固め、契約更改も11月中には大半を終わらせ、ファン感謝デーにハジメだけが面白いと思っている珍奇極まりないキャッチフレーズを発表したら冬眠に入るということがこれまでは多かった。

だから、ここまでスタッフも決まらず編成も固まっていないというのは、いつ以来だろうか。ただ、これを何か変革に向けての兆しとみるには、あまりにも楽観的に過ぎるだろう。これはハジメが様子を見ているとみるのが正しい。スタッフの構成然り、補強然り、少なくとも現状に批判があることは狡猾なハジメが分かっていないわけがない。その批判をかわし、かつ現状打破の声を圧殺するための最小限の手を打つために、策を練っているんだろう。

スタッフの構成の点でいうと、やはり論点は打撃コーチだろう。打撃コーチというと打撃の指導というイメージがあるが、実は作戦や戦術を司っている要職である(このことはかつて中畑清の講演で聴いた)。だからこのポジションが無能だとどうしようもないのだ。「甘い球を一振りでとらえよう」と判でついたようにコメントを出す打撃コーチなんて無能以上でも以下でもないではないか。

編成については、もう書き連ねたから繰り返さない。オフェンスに貢献しないのを出してでもオフェンス強化を図れということである。そのくらいオフェンスは弱い。やがて来たるべき「現役ドラフト」でオフェンスの強い打者を出すなんてのは愚の骨頂である。まあ、誰を玉にすべきなどということには言及しない。終わってから話すこととしたい。

まあ、ハジメにとっては今何か動くことは嵐に向かって窓を開けるに等しいことなのだろう。誰とは言わないが心あるファンが切ってほしいと思っているコーチはハジメにとって切れないコーチである。かといって現状ベースでゼロ回答をしたら批判を受けるのは目に見えている。そして移籍市場に舵を切ること、今年に関していえば中田翔と石田健大の獲得などと言うのはハジメには許せないことだ。しかし今年はそれを求める声が高い。だからゼロ回答は出来ずに苦慮しているというべきだろう。

だから、もっとハジメをつつかないといけない。現状打破を求めて心あるファンが声を上げなければならない。実際、ハジメグルーピーのバカープファンは現状でいいんだ攻撃を強めている。でも彼らの頭の中身はすっからかんだから、相手ではない。叩けばすぐに倒れる。もっとも人数が多いから鬱陶しいだけで。

などと書いていたら、きっと明日の朝刊で何か記事が出るか、スポーツ紙のWEBサイトで観測気球が上がるに違いない。ハジメのやり口なんて、こちとらには先刻お見通しだ。さあ、何かこちらを唸らせるような手を打ってみろ、ハジメ。

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