オールスター中断期に忍び寄るカープ構造崩壊の臨界点

スポーツ

先日の誕生日で無事57歳となったが、やはりそれだけ人間やってくるといろんな所にガタが出てくるものらしい。今日は朝にコストコのベルギーチョコマフィンを3つ食べたのが響いたか、一日胃が重くてならない。学生時代は京都市役所近くの名店だった「グリル・アローン」の特大オムライスを平らげられたし、そのあとにイノダコーヒの特大シュークリームを余裕で食べていたのだが、今ではそんなこと無理だ。明らかに量が入らなくなってきている。

食というのはある意味体の元気さのバロメーターであると思っている。昨年に危うく命が疎き書けた直後も、三食低カロリー病院食で満足するくらい食欲は感じなかったし、逆にV字回復したら無性に食べたくなった。中学高校とお世話になった恩師の一人は御年八十五歳で姫路の名物カフェ「ムッシュ」の特大モーニングを平らげられると言うから、見習わなきゃいかんと思う。

というわけで、今日はあまり気力がない。しかし、頭の中身はに働いているようだ。年を重ねるというのは強ち悪いことばかりではない。反射神経は落ちたかもしれないが、観察眼はそれなりに養われたような気がする。それがもっと若い頃にあればよかったと思うのだが、そればっかりは心身のバランスがうまくいっているかどうかの問題なんだろう。それはさておくとして。

前置きが長くなったが、今日はフレッシュオールスターゲーム、明日明後日はオールスターゲームである。取り敢えず4番指名打者で出場した佐々木泰にヒットが出たようだが、まあそれはどうでもいい。要するに、チームとしてはこの4日間試合がない。何かが動くとすればまさに今だ。今日はホークスが元カープの小林樹斗ほか2名を支配下登録した旨発表した。これでまたカープの育成能力のなさが証明されたこととなる。何が「育成球団」なものか。すり減らして使い捨ててるだけではないか。

しかし、カープだってまだ支配下の枠はある。これだけ課題山積な中で、何も補強しないまま終わるということは考えられないし、あってはならない。本来なら他球団に頭を下げてでも余剰戦力をもらい受けるべきだと思う。まあどのチームの誰と言うのは失礼に当たるから言わないが、少なくとも二遊間のスペアはほしいところだろう。勝田成や育成の岸本大希ではまだ線が細い。贅沢を言うなら、左の強打者も欲しい。

しかし、カープは、否ハジメは絶対にやらないだろう。彼奴は球団の強化に繋がることは意地でもしない男だ。まさにカープの寄生虫である。そんなのを喜んで持て囃す一部ファンって、心底頭が弱いのではないかと思う。寄生虫との共生という奇妙な関係が成立しているのだ。そりゃ球団の体力は衰える。やがて枯渇して死ぬのが落ちだ。そうなったときに彼らの勢力は最大化されるだろう。

まあ嫌事はさておくとして、冗談抜きで残り2枠はどうなるか。私の読みでは、まず岸本大希は確定。もう1枠は、小林結太と河野佳との争いになるが若干小林有利かというところである。その理由を書く前にもうひとつの論点について触れておきたい。いうまでもなく、カープ球団がひた隠しにしようとしているエトミデート疑獄である。広島県警が何を考えているかは知る由もないが、想定され得るシナリオは以下のとおりである。

羽月隆太郎が公判廷でぶっちゃけてから2か月、さらに売人も逮捕、起訴されたところである。何度も繰り返すが薬物捜査は使用した者、譲渡した者を挙げて終わりではない。どこから引かれたか、誰にどのように伝播しているかというところを徹底的に洗われる。なんか法律をかじっているかのように自称している向きがとんでもない椿説を並べているが、耳を貸してはならない。

普通なら、そんなものひと月もあれば続々と上がる。それが数か月の間沈黙を続けているのである。その理由は、当然踏み込むタイミングを狙っているということに他ならない。羽月の逮捕が、彼が種子島での合同自主トレを終えて帰広し、スプリングキャンプに参加する僅かの間であったことを思い出せばよいだろう。警察に情けをかける理由があるかどうかは分からないが、お客さんのいるスタジアムに踏み込んでいって強制捜査をすることはないのかもしれない。

とすると、この4日間は、捜査当局にとっては格好のチャンスなのである。オールスター帯同選手を別としたら、選手は基本的に広島にいる。しかも週末のリーグ戦再開はホームだし、ファームも尼崎遠征だから木曜日までは広島にいる可能性が高い。強制捜査をするには好材料が揃っている。市民球場が捜索先に入るかは分かりようもないが、それにしても明日で高校野球の広島県大会も終わる。

以上は考えたくもないシナリオだが、球団が口を噤む以上あり得べきことと思わねばならない。各種ウェブ媒体が報じていることが、とても百パーセント作り話であるとは思えない。そして、そんな情報がぽろぽろでてくるということは、それ以上の情報を捜査機関は握っているからと思っておくべきだ。こういう話が週刊誌の周辺捜査で出てくるとは考えづらいだろう。

もし非シーズン中の球団ひぇの強制捜査を避ける方法があるとしたら、本当にしつこいようだが球団自ら全て詳らかにし、捜査に全面的に応ずることしかない。当然「痛み」は伴う。しかし、それはハジメやキヨアキが嘘をついてきたからに他ならない。彼らは当然退場すべきである。何も松田家がカープを持ち続けなければならないという理由は、我々カープファンにはないのだから。

仮に強制捜査があったとして、第二第三の留置施設行きとなる選手がいるかどうかは分からない。これはもちろん想像となるが、当然この疑獄には、カープの選手に件の売人を引き合わせたキーパースンがいるはずである。その選手は、ちと厳しいかもしれない。もちろん、捜索差押先行なのかいきなり通常逮捕状を握るのかさえ分からないからなんとも言えないが、まあちょっと覚悟はしておいた方がよいかもしれない。

まあ、カープにとってはその方がよいかもしれない。もはや今の球団当局に自浄能力を求めること自体誤りである。捜査当局の手によって事案が解明され、おいおい球団の責任を問うていった方がよいと思う。これも繰り返すようだが、今回の疑獄が羽月一人の出来心とはとても思えない。というより、宮崎の山猿とエトミデートというものの接点が、自律的なものとは思えないのだ。まあどうなるかは、やがて見えるに違いない。

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