もう一度、しっかりしろ、サンフレッチェ

サッカー

予想もしなかった惨敗で、2025年シーズンのサンフレッチェのリーグ戦は事実上幕を閉じた。というより、スコアレスの敗北がここまで続くといかにも何やってるのかと思ってしまう。来週の土曜日はルヴァンカップの決勝戦、このままじゃ先が思いやられる。いや、まだタイトルの可能性が残されている天皇杯も、見通しが暗いというほかない。

スターターを見た時点で、今日はDAZNをテレビに映してみた。いうまでもなく推しの越道草太がスターター起用となったからだが、右サイド越道草太、左サイド菅大輝ときたら、前方向にベクトルを向けるというのがあまりにも分かりやすいのである。相手からしたら、それだけ防禦も容易ということにもなるだろう。

それを回避するには、ワントップツーシャドウが前への動きに連動しなければいけなかっただろうというのは、素人の私でも分かる。残念ながら、それが見られなかった。ヴァレにしてもジャメにしても陸次樹にしても後ろに下がって受けるばっかりで、組織として目絵へのベクトルがまったく感じられなかった。それでは、点なんて取れない。

昨日の試合もそうだが、完全に球を持たされていただけで、攻撃へと繋がる動きは皆無だった。それでは後半になって戦術が劇的に改善されたかといえば、そうでもないようだ。特に荒木隼人のフォワード起用は、何だったんだといわざるを得ない。あり得ない策ではないが、それにより全体の戦術が連動して変わらなきゃ、意味がないだろう。

このままじゃ、いかにもまずい。正直Skibbeじゃこれが限界かと思われても仕方がない。点が取れないのも、結局フォワードの個の力を活かしたプレイでしかないからのような気がする。それが逆に結局誰の力も引き出せていないのではないか。ジャメ然り、木下然り、前田然り。ヴァレだって期待の半分以下も力を出せていないだろう。20世紀のフットボールならまだしも、モダンなフットボールではないような気がしてならない。

結局今のサンフレッチェのサッカーは、うまく嵌まったら勝てるが、そうでなければその限りではないというほかないのだ。勝てているときのサッカーはいかにも美しい。しかし、そうでないときはそれなりに、という感じがしてならない。特にベタ引きされたのを崩す策がない。その割りに先に点が取れていないから、そりゃ勝てない。

でも、タイトル奪取のためには、打開せねばならない。付け焼き刃でうまくいくものではないと思うが、早急に打開しないと、せっかく積み上げてきたものが無になりかねない。やっぱり、個の力だけではなく、チーム全体でゴールに向けてのベクトルを徹底しないといけないと思う。そうしないと、見ていてストレスだし、結果もついてこまい。

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