新井続投発表の朝に思う

スポーツ

今朝の中国新聞で、新井貴浩の監督続投が内々に決まった旨発表された。正式決定ではない模様だが、要するにこれで納得しろということだろう。特に感傷はない。どうせそうだろうねというだけだ。

普通に考えて、まるで成果のない指揮官の、ましてや4期目なんてありえない。それは続投させる側も少しは分かっているようだ。しかし、なぜそうしたかということに思いを馳せなければなるまい。蓋し、もうハジメは弾切れなのだ。

ハジメは三文プレスを使った観測気球で野村謙二郎を候補として擬したようだ。しかし、野村謙二郎なんてもっとありえない。いまだに野村がカープを再興したと信ずるおめでたいファン以外は、野村なんて第一級の忌避対象だから。こんなのが指揮官やったら、向こう数十年焼け野原になる。

ハジメが指揮官手形切った持ち駒で言うなら、実はもう東出くらいしかいない。しかし、東出なんてもっとあり得ない。コーチとしての実績と言えば才能ある野手をことごとく潰したことしかないのであって、指揮官としての能力ゼロ、人望ゼロのないない尽くしだ。同様のことは高にも言えるのである。

緒方孝市はどうか。彼はもうヒロシマ球界から距離を置いて、在阪プレスと関係を持っている。特にハジメの悪事を目の当たりにした緒方としては、ハジメが腹を斬るか土下座するかしない限り、戻る気はないと思われる。要するに、当分可能性はないということだ。

佐々岡真司?ここで監督に擬するならば、3年で約束反故にしたりしない。此奴はもうどうにもならないことを身に沁みて分かったから、そしてまともなファンの支持を得られない事が分かっているからこそ、新井への「禅譲」があったのだ。

そして、ハジメがチームをボロボロにしてまで守った前田智徳は、もはやそんなものには興味がない趣だ。まあ、彼こそ最も指導者の器じゃないのであるが、それをよく理解しているのか、それともうわべだけなのかはわからない。

そうなると、ハジメの持ち駒で監督の器に収まりそうな人は、もういないのだ。そういう意味での消極的人事であると見た方が良い。何度もいうようだが、これはハジメが権力の座にいる限りは変わらないし、彼を権力から遠ざけなければ正常化されないのである。

いや、いないわけではない。一人は黒田博樹だ。しかし、賢明な黒田はきっとハジメのもとで火中の栗を拾うことをするはずがない。それに、黒田もまたハジメに裏切られた一人であるのだから。そしてもう一人、最終兵器として考えられるのは山本浩二。しかし、体調から見ても現実的ではない。もはや解説すら辛そうだから。

そう思うと、カープの将来は非常に暗い。ハジメいる限り。だから、我々の敵は新井ではないのである。言うまでもなく新井は「諸国民の王」だから、こちらに手懐けるのは容易い話だ。銃を向ける先を間違えてはならないのである。

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