足りない頭なりゃ 知恵を盗みゃいい

スポーツ

今日負けた理由は、桑原でも平良でも、もちろん雨のせいでもない。松尾汐恩だ。松尾のリードで平良拳太郎が生きた。JSPORTS1の解説だった達川光男も絶賛していたが、とにかく完璧な配球だった。山本祐大もいいキャッチャーになったが、今日の松尾は素晴らしかった。

それに比べたら、カープのキャッチャーのリードは幼稚園のお遊戯並みだ。昨日の會澤のリードを絶賛する向きも多いのだが、あれは偶然の産物。ベイスターズに助けられた側面のほうが強いし、まあ褒める側の知能も低いのだろう。というか、今の會澤の打撃と走塁だったら、よほど神がかったリード見せてくれないと割に合わない。

今日の試合で思ったことはそれくらいだろうか。もっと正確にいうと、カープの選手、松尾がどうこういう以前に、頭使わなすぎ。彼らの野球はしょせん反射神経でバット振り回してるだけ。原始的な力比べの域を出ていないのだ。それこそ、カープ黄金時代を形作ったBlasingame流”Thinking baseball”はどこに行ってしまったのだろう。そうか、古葉さんの偉業だからハジメによって否定されたんだな。

昨年あれだけの悲惨な失速をした理由は、畢竟得点力不足だったというのは普通に見ていたらわかることだ。いや、このチームは性懲りもなく今年の7月にそれを繰り返した。それだけでも頭を使ってない証左なのだが、今見ても相変わらず何も考えずに野球やっている。本当に、このチームだけは退化著しいのだ。

昨年の得点力不足だって、なぜ急に打てなくなったの処方箋は選手によって違うはずだ。しかし、このチームは一律にスイング数を増やすことを強いた。しかしその結果が今の無様な成績だ。その練習は何の役にも立たなかったということである。まあやむなしかもしれない。指揮官の感覚が古すぎて、そこには”thinking”の要素などないのである。

そういう意味では、カープファンの頭の中も古めかしい「精神野球」になってしまっていて、頭を使うことに考えが及ばないのかもしれない。そういう筋での批判ってあんまり聞かないしね。それこそ日本刀の刃渡りでもすればいいとでも思ってるのかね。あんなもの、本家ではとっくの昔に駆逐されているのにね。

話が逸れた。明日からは西宮での三連戦。タイガースのマジックは4とのことだから、ここで優勝が決まる可能性は極めて高いだろう。目の前で胴上げみたくなきりゃ、少しでも阪神甲子園球場のファンを黙らしたけりゃ、勝ってみろ。まあ、この三連戦で見せたしょぼい野球やってるようじゃ、逆立ちしたって無理だけどね。

人気ブログランキング広島東洋カープランキングサンフレッチェ広島ランキングにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村にほんブログ村 サッカーブログ サンフレッチェ広島へにほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました