午後11時のモノローグ その147

スポーツ

春分の日、そしてお彼岸の中日である今日は、結局やりたいことはほとんど出来ず、一日無為に過ごした。さぞかし高校野球をチェックしていたのではと思われそうだが、第2試合を少しと第3試合を途中から見ただけだった。第3試合を見たのは東洋大姫路が出ていたからなのであって、要するにあまり興味が湧かないのだ。

昨年から導入された新基準バットだが、これが子どもの野球離れに拍車をかける決定打にならなきゃいいと思う。そりゃ当てただけで飛んで行くバットもどうかと思うが、一生懸命打っても飛ばないバットを持たされて野球をやって何が面白いのだろうとさえ思う。打球の速さが云々というなら、木製バットにした方がましだと思うし、すぐ折れるというなら、ローカルルールで圧縮バットを認めればよいし、そのほうがすっきりする。

だから、見ていて哀れに思う。だから打って点を取るより守りに特化したチームが勝ち上がりそうな気がするし、そんな野球のどこが面白いかと思う。だから、昨年くらいから高校野球をあまり見る気になれない。つまらないと言うより、やってる選手が些かかわいそうなのだ。せめて捉えた打球が澄んだ金属音を残して飛んで行くようになってほしいと思うだけだ。

ところで、休日の今日は赤い帽子の野球チームは移動日。明日から恒例の対ホークス3連戦で仕上げとなるが、どうやら見るに堪えない試合になりそうだ。勝ち負けどころか、点を取れるかどうかが焦点となるお寒い試合になるのは目に見えている。それが事実だ。バカープファンはまだオープン戦だから云々とほざいているが、今のカープに負けていい試合など存在しないはずだ。あれだけの醜態を昨年晒したのだから、それを漱ぐには白星しかないのだ。

新井はよほど焦っているのか、大幅な一二軍の入れ替えを断行した。髙、石原、磯村、大盛を帯同させ、大道、清水、髙木、健人をファームで調整させるとのことだが、非常に筋が悪い。きっとこれで選手はどっちらけになるだろう。結局、当局の推しが、早い話がハジメのお気に入りが優遇されることが明らかになったのであるから。ほんとうに、最悪のタイミングでねじ込まれたものである。

まあ、どうなるかはやがて見える。昇格した選手が活躍してチームを勝たせれば、すべてが正当化される。しかし、それが出来なかったら、チームの崩壊に向かってまっしぐらとなるだろう。正直なところ、それをするにはあまりにも筋が悪く、あまりにも小手先の変化であると言わざるを得ない。それだけ、実戦の結果が反映されていないのだ。

それともあれだろうか。今の高校野球みたいにまた狂信的な「守り勝つ野球」を推進するのだろうか。何やったって勝手だけど、見て面白くない野球は御免被る。ましてやそれで勝てないなんて、プロ野球じゃない。木戸銭取ってお客さんに見せる資格なしと言っていい。それを新井は分かっているだろうか。まあ分かってないだろうな。

明日はそれなりに夜忙しいことが予想されるが、それを抜きにしても映像で見るのはやめとこうとか思う。何で投打に振るわない惨殺刑のような試合を見なけらばならない。鯉党にとってのエンターテインメントになり得ない以上、見る価値はない。

明日明後日はみずほPayPayドームだから知ったことではない。しかし、日曜日の市民球場は、やめてしまえとまでは言わないから、無観客で好きにやればいいと思う。まさに、「写す価値なし」だ。

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