ある鯉党のたはごと2025その2;”Machthaberhunde”

スポーツ

昨日は仕事で遅くなった上に、帰りの電車が幾重もの理由で遅れてしまい、些か疲れ果てた。そのため、何かまともな文章を書くに及ばなかった、いや、書けなかった。いうまでもなく昨日は30年目の”1.17”なのであるが、それについて何かと言うほど頭も回らなかったのである。むしろ、思うところ多すぎて、文章に落とし込むのが難しかったと言うべきか。

もちろん、もはや崩壊への道を辿っているダメダメカープについては、何か書こうという気も起こらないのは当然である。九里亜蓮のFA補償については、当局の言い訳どころか見てくれるなと言わんばかりのベタ記事扱い。こういうときは、よほどやましいことがあるというのが独裁社会を分析するときの常道である。まあ、どこいらのテレビ局ではないが、しゃべればしゃべるほどボロがでるであろうことはいうまでもない。

しつこいようだが、人的補償を選ばなかった時点でカープの負けである。もっといえば、現役ドラフトで山足を獲得してしまったことが敗北の遠因でもある。このおかげで、しかも使えない選手をたくさん抱えているカープに対しては、似たような選手を全部プロテクト外にして、出したくない選手を手厚くプロテクトできたのである。すべてはカープの不徳のいたすところであり、厳しく批判されなければいけないのである。本当なら。

しかし、なかなか公然と批判している人は少ない。それを思うと私の一昨日の書きぶりも些か甘かったんじゃないかと反省している。それは結局消極的な追認にほかならないからだ。正直なところ、もっと批判や怨嗟の声が上がると思っていたが、甘かった。まあ、どうやって批判して良いかというお作法が分からない向きが多かったと信じたいのだが、それとて敵の思うつぼなのである。

地上波を中心にした在広プレスは、軒並み今回の件については沈黙している。WEBニュース媒体もそうだ。要するによほどハジメに締め付けられているらしい。市民球場出禁覚悟で苦言を呈する根性も度胸もないのだろう。今日になってAERA.dotが批判めいた記事を書いたのだが、遅い。まあ書かぬよりましだが、ファンや「関係者」とやらが表だって言えないからハジメより強そうな媒体にすり寄ったという趣の文章なのが残念だ。

在広プレスやWEB媒体を引き合いに出さなくても、この問題に関して球団当局、もっと言えばハジメがいかに圧力をかけているかは、見るだけでわかる。事実、プレスだけでなく、カープの下駄の雪でないと存在意義のない媒体は、軒並み沈黙している。そりゃそうだ。積極的な評価なんて出来ないんだもん。正常な神経をしていたら。ものを書くことについて一片の良心があるなら。

ところが、必ずしもそうとばかりは言えない。カープのまとめサイトである「かーぷぶーん」などは、あれ以来もう臆面もなくハジメ万歳の方針で編集されているようだ。もともと私はあれはそういう媒体だと思っているのでなんとも思わない。しかし、最近のハジメに対する尻尾の振り具合は、ちょっと異常だ。とにかくカープにかかわる事象はすべて積極的にとらえるべく布教しているかのようだ。でも、もともとそんな媒体だからと思って生暖かく見守るしかない。

でも、客観的に見たら、有害無益だ。おかしいと分かっているから微笑ましく見えるのであって、そう思えなければ彼らの流す情報を信用してしまう。その典型が石丸伸二や斎藤元彦に踊らされた哀れなピエロたちだ。莫迦には分かりやすい構図を刷り込むのがプロパガンダの基本である。敵味方の二分法などその典型だ。

そして、こうやってカープファンの愚民化が進むのだ。まさにハジメの思うつぼである。それほどまでにハジメの走狗が跋扈しているのが現状だ。いや、そこやらここやら犬だらけだ。ハジメの忠実なる犬であることを競う競技があちこちで展開されているようだ。なんともおぞましい。行き着く先は、カープの破滅であるのだが、権力者に尽くす恍惚が支配している現状では理解されないか。

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