昨日は、仕事でがっつり遅くなった上に、風呂に入る前に一眠り、入った後にがっつり眠ってしまったので、何も書けなかった。まあ、たいしたネタがないから、どうでもいいのだが、今日も何もないという意味では同じだ。なので、ちょっとした小ネタに嘴を突っ込んでみることとする。え?日本シリーズ?今夜は大事な飲み会があってそれどころじゃないの。
新聞媒体の堕落ぶりに嫌気がさしているので、最近はスポーツ新聞なるものを買わなくなった。むしろ高校生の頃一生懸命買って読んでたような気がするけど、それはさておき。昨日は必ずスポーツ新聞を購入する日だ。もちろん、ドラフト指名選手名鑑を見るためだ。こういうものはニッカンが一番詳しいのであるし、昔からスポーツ新聞はニッカン党だから、日刊スポーツを買った。まあ、プライヴァシィへの配慮からデータも薄くなった(信じられないかもしれないが昔は実家住所まで載ってた)し、WEBもあるから買わずもがなではある。
ところで、スポーツ新聞にも広島版があって、特にデイリー、スポニチ、ニッカンは広島向け独自編成をしている。なので1面トップはほぼ広島向けである。昨年は言うまでもなく1面見出しは常廣羽也斗だったのだが、今年買おうと思って、あれれと思った。どこにも佐々木泰の名前が出てこないのである。しばらく考えて、さもありなんと思った。
ひとつは、各新聞社も経営が苦しいんだろうということである。だから、広島での独自紙面を構成する手が回らないのだろう。しかし、ペナントレース中であればちゃんとやっているし、一日サボったくらいでどうなるものではないから、決め手にはならない。そこで、もうひとつの可能性が浮上する。蓋し、当局は今年のドラフトをしくじったと思っているということだ。
まず、宗山塁指名公表がそもそも間違いだったとさんざん言われているところだ。まあ、それはよい。単独指名はあり得なかったから。むしろ、致命的だったのは、府中市出身でカープファンを公言していた渡部聖弥を取らなかったことだろう。このことに不満を持っている向きがかなりいるのではないかと推測されるのだ。むろん、球団にとっては「太客」といえる層に。
それでなくても、今年のカープのドラフト指名への外野席の評価は高くない。一昨日書いたとおり、夢もなければロマンもなく、野心も感じられない。渡部と佐々木の評価付けは難しいのだが、カープのこれまでの指名傾向で行けばまず渡部で間違いないと私も思っていたくらいである。しかし、カープは佐々木を選んだ。蓋し、結局カープは守れる選手が欲しかったのかもしれぬ。そう考えれば宗山塁の指名公表も腑に落ちるのである。
これが例年ならまだ良かった。カープ伝統の守り勝つ野球の継承とか何とか言えたから。でも、それが嘘デタラメであり、今年はそれを追求して9月大失速したことは自明なのである。その上に、新井がよせばいいのに痛みを伴う変化とかなんとか言ってしまった。当然、カープファンの目はドラフトに期待して向けられていたのだ。ところが、蓋を開けてみたら例年どおりのディフェンス路線である。そのことにがっかりした向きも多いだろう。その上に地元のスターを取り逃がしたことは、やむを得ないとはいえ二重に痛い。
だから、広島版はどこも今年の結果を全面的に押せなかったのではないか。それは、うまくいったと思ったらよせばいいのにしゃしゃり出てくるハジメがおとなしくしていることからも言える。私個人から見ても、将来的な結果はともかく、立ち回り方だけ見たら?が浮かぶ。私のDNAの半分は府中市にあるから、やはり渡部聖弥が欲しかったなとも思うのは、個人的な人情としてお許し願いたい。
ようやく今日になって、大本営発表でも佐々木泰を推し始めたが、これについても物言いがある。小園に勝負を挑むという書きぶりだったが、ちょっと待てと思う。小園はあくまでも暫定サードだし、本来はショートに戻るのが筋である。佐々木がライバルにしないといけないのは、実は矢野である。要するに矢野と佐々木で打撃でアピールできた方がポジションを取れると言うだけの話だ。どちらもアピールに成功してはじめて、セカンド、サード、ショートのポジション争いが始まるのである。
ここに、矢野推しを隠さず、いずれは小園をFAで売りたい当局の思惑が透けて見えるのだ。こんなことをやっていたら、カープは破滅する。また一部カープファンがそれを後押ししているかの世に見えるから救われない。矢野の守備がメジャー級?冗談じゃない。そんなの近代MLBで最高のショートの1人といっていいオジー・スミスのプレイ(YouTubeに動画がある)を見てから言おうよね。矢野はまだまだ鍛えなきゃいけない。守備も打撃も。
まあ、私はカープが破滅しようがどうなろうがかまわない。でも、カープが非力なチビと薄味のお公家さんの集団になるのはあぢきなきことだ。痛みを伴う変化と言うからそういう体質を一掃するのかと思いきや、かかる体質を押し進めて血の煮詰まった組織を作ることを「痛みの伴う変化」といいたいようである。そしてそれにファンは誰も異を唱えない。唱えたら非国民扱いだからな。まあ、私は非国民で十分だが。統合前のオリックス・ブルーウェーブのような惨状を晒すようになってから泣き喚いたって、オラ知らねっと。
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コメント
ドラフトを見て理解した。
新井の言う「変わらなければいけない」とは、酷使して使い潰した投手達を交換しないといけない・・・だったのだ(涙)
なるほど、投手を使い潰して変わらせれば、投手達の年俸は抑えられるし、打者はショボいメンツばかり重用すれば、打撃成績を上げられずこれまた年俸抑制。
何が「守り勝つ野球」だ。裏返せば
「打てずに負けまくり、ハジメと奴の息のかかった野郎達のみが儲かる詐欺野球」じゃないか!
まともなカープファンの皆さん、ハジメのカープは変わるつもりなんて1mmもありませんよ。
だまされてはなりません。
マツダハジメのカープには決してお金を落とさないように!!(怒)
昨年と今年は、生暖かい目で距離感を保ちつつ見守る、カープウォッチャーというスタンスをとっている。
仕事仲間は言うまもなく、家族でも親友でも付かず離れずという距離感は大切だと思っている。冷徹だと言われようが、距離感を保って付き合っているうちに、いつの間にか不安は消えてしまう。しかも意外と相手の理解が深まったり共感性が高まったりする。距離感が近すぎると嫌なところが目についたり癒着したり、良いことがない。そういう意味において、カープは距離感が近すぎて鼻につくケースが増えている。どっちかと言えば、好きでカープファンをやってるというより、惰性で続けていると言ったほうが正確かもしれない。長年ファンをやっていると、頭の中ではイヤだもう懲り懲りと思っていても、気付いたら反射的に近寄っている。だからカープウォッチャーというポジションから距離を置いて見守っていると、今まで見えなかったアレコレが見えてくるんだよね。ていうか、ウォッチャーのままでファンに戻ることはないような気がしている。
NPBに限らずMLBもサッカーイングランドプレミアリーグも、ほぼ生中継を観ることがなくなった。スポーツ観戦する情熱がなくなっているかも。あれほどの大騒動になっている大谷翔平の生中継試合を今年は1度も観ていない(動画のダイジェストはたまに観る)。
生死に関わる自分事(主に仕事)は、付かず離れずといった悠長なことは言ってられないが、スポーツ観戦はしょせん他人事なんだよね。受動的だし従属的な阿呆もいるし。
俺の性格上、受け身でいるより能動的に振る舞っているほうが向いている。観るより参戦するほうが楽しめる。草野球は欠員補充限定で、ふた月に1回くらいは誰かのピンチヒッターで呼び出され試合に出ている。少年サッカーは指導者として多少はポジションの取り方やらフェイントのデモンストレーションはするが、概ね見守る程度で指示を出す役目は高校生コーチに任せている。プレイヤーとしてサッカーをするのはキツいがフットサルなら何とか付き合える。お誘いがあれば、たまに卓球、スカッシュなら何とかなる。武道は長くやってるので月2~3回、感覚で動ける程度にはなっている。最近は、ママチャリロードレースに嵌って個人戦と団体戦双方にエントリーし楽しんでいる。俺が言い出しベえなので、レースの細かいレギュレーションは俺が決めた。でも独裁じゃないので、仲間の言い分は随時取り入れている。
まあ、楽しみ方は人それぞれ。
人生にたいした意味なんてないのだから、「大事の思案は軽くすべし」