今私は、猛烈に反省している。昨日までの自分はいかに考えが間違っていたかということを思い知らされた。
なにがって?
ひとことて言えば、
信じた私が莫迦だった。所詮カープはカープで、そのスキームの中からでてきた新井に何ができるかと。
昨日の試合は、要するにまぐれだったのだ。相手投手は二線級だから点になっただけ。4番バッターが場違いな人でかつ何の役にも立たなくても点になったということは、要するにそういうことなのだ。決して連敗に対する反骨心や常廣を何とか盛り立てたいという義侠心でもなかったのである。
だから、今日は惨敗した。話にならない内容だった。しかし、決して森下だけの責任ではない。あんなへっぽこスターターで東を攻略できるはずがないのである。今日の東は不出来な部類だったが、それを攻略できないほど今のカープのオフェンスは死んでいるのだ。
しかも、そうなってからもう3週間くらいは経つが、新井は頑として動かない。ファームからの梃子入れもなく、作戦は日に日に頑なになる一方だ。スターターの弱さも際立っているが、代わりといっても松山とか田中とか上本じゃね。相手バッテリーが喜ぶばっかり。
そう、こんなチームを、こんな指揮官を、信じてはいけなかったのである。期待をかけてはいけなかったのである。カープは所詮「守り勝つ野球」なるものを狂信的に唱えるAncien régimeであり、新井はそれを守るために擬せられた、いかにも改革者面をした「諸国民の王」なのだ。やっぱり、真っ当なファンからみれば、批判し克服しなければならない存在だったのである。
明後日からまた6連戦のようだが、私はそれがどうなるかについて興味はない。勝ちたければある程度メンバーをターンオーバーしなければいけないと思うが、新井はようしないだろう。すなわち、淡々と負ける。今のオーダーでは勝てる要素はない。
とにかく、新井が囚われているディフェンス中心主義と、三連覇の残り滓たるヴェテラン徴用をまずやめなければならない。もうここまで来たらあえて名指しさせていただくが、會澤、田中、松山には引退勧告を、野間、上本あたりはノンテンダーも辞さない構えで臨むべきだろう。そのうえで、本当に今まで数々の修羅場をくぐってきた選手を若手の見本で置けば良いと思う。
来季からのチームリーダーは小園でよい。もちろんショートに戻すべきだ。というより、小園の他に説得力を持って、自他ともに認めるスタアポジションにおける選手が他にいるかい?野間みたいな中途半端に何もできない選手はお呼びじゃないのだ。
そういえばあとひと月もしたらドラフト会議である。またバカープファンはビッチャーがーと言うのだろうが、もういい加減黙って欲しい。たしかにピッチャーは特殊ポジションだから数がいるのだが、下位で取れたようなピッチャーに上位の枠を食わせてオフェンスの強化を疎かにした結果が今のカープではないか。嘘だとは言わせない。
話が些か逸れた。とにかく、カープのrestructuringが必要だろう。現場も勿論だが、フロントもその対象にならざるを得ない。その筆頭に立つ代表取締役社長のオーナーとやらは、非常に罪状が重い。なんせ、平気で優勝されてら困るなどと言い放っている野郎なんだから。なんでカープファンが彼奴に対して怒りを表さないのか、わからない。
人気ブログランキング広島東洋カープランキングサンフレッチェ広島ランキングにほんブログ村にほんブログ村
コメント
以前から「勝ちゃー何でもいい」というスタンスに異を唱えるには理由がある。
たとえば今季、10勝7敗1分という交流戦の結果は、「勝ちゃー何でもいい」という立場からすれば、まあ合格だろう。だけど前に1度触れているように、カープの交流戦(2024)の打撃成績は秋山を除き全選手、リーグ戦の成績から大きく落としているんだよね。要するにスピードが出るパシフィックの投手にまったく対処できていない。「打ち勝つ野球」で日本一を目指すチームとしては、「勝ちゃー何でもいい」わけではなく、パワーピッチャーを攻略しないとパシフィックのチャンピオンチームに勝てない。これを念頭に置かないと、いくらセントラルの緩い投手を打ち崩してリーグ優勝できたとしても、日本の頂点に立つ確率は限りなくゼロに近い。だから普段から、数少ないセントラルの先発パワーピッチャーに「打ち勝つ」癖をつけておかなければならない。
パワーピッチャーに打ち勝つためには、邪道の当て逃げ専門のバッターは要らん。キッチリ振り切るスラッガーを揃えないと力負けする。
でも簡単にスラッガーが誕生するわけはないので、ポテンシャルが高い若手の打者数名を選出し1軍指定選手として多くの打席を与え経験を積まさないと、前田智徳や誠也のような選手が突如出現する、というようなファンタジーは起こり得ない。
スポーツニュースのコメントには、今頃、若手を使えなどと述べている者が急増しているが遅いんだよ。毎年言ってるが、若手をお試しするのは全チームが本気で戦う開幕から3ヶ月で、その間に適性を判断・選別し、終盤は「戦力になる」若手選手を固定して使う時期でしょうが。残り15試合で慌てて1軍に上げてきたところで何が出来るというのか。
とりあえず、来シーズンの開幕から1軍指定若手選手候補は、田村・佐藤・久保・内田・仲田・中村貴浩・高木・清水。
ドラフトは、西川史礁か宗山塁の二択。大穴で高校生のモイセエフ・ニキータ。NPBではスタルヒン以来の両親がロシア人。
前任者の佐々岡も、今の新井も、カープが快勝したときは本当にうれしそうだ。
お金と名誉欲しさに松田ハジメに魂を売り渡し、奴の傀儡になっても、勝負師の心は消えていないようだ。
ダークサイドに堕ちてもジェダイの心を忘れていなかったアナキン・スカイウォーカーのように。
だからといって無罪放免とはいかない。
監督手形?
ヒロシマに戻してくれた恩??
八百長行為と引き換えに、表に出せない裏金ガッポリ???
そんなのクソ喰らえ!
問答無用の打ち勝つ野球が見たいのだ!
どこかの八百長球団の応援歌ではないが、“精鋭達の技と力”こそがプロ野球の醍醐味/存在意義。
その為にはなんとしてもマツダハジメをオーナーの座から引きずり下ろさなければ!
まずはホームゲームを閑古鳥だ!!