別に今日の標題は奇を衒ったわけでもバカープファンを挑発にかかったわけでもない。今日の試合を私心なく見たら、そうとしかいえないのだ。とにかく野間の不献身ぶりばかり目立ったとしかいえない。
どうやら、今年の野間は何かが変わったと思っていたのは、やはり何かの間違いだったようだ。今の野間は魔法が解けたがごとく、本当に昨年の「清水建設事件」の頃と径庭がない。やはり野間は野間、Noma war Nomaである。その性根は、結局変わらないようだ。
なんと言っても、初回のショートゴロ併殺打が全てだった。これまでチームとしては攻略しているジャクソンに対して、秋山がヒットで出た直後。絶対してはいけないことをやらかしてしまった。あれは偶然の産物ではないし結果論でどうたらでもない。残念ながら今の野間の限界なのだ。
思えば、先週のバンテリンドームから野間はおかしい。明らかにオフェンスに関しては無能力者になりつつある。何やらしてもだめな状況に入っているのだ。だから、今日に関しては野間が悪いというよりも、起用した新井が悪い。昨日の今日という大事な試合で使ってはいけなかったのだ。
今日は最初少しだけ映像を見ていたのだが、野間の第2打席、一打出たらまだ試合はわからなかったところで箸にも棒にもかからぬ凡退をしたところで映像を切った。本当に、今日のような試合を見せられたハマスタのカープファンこそいい面の皮だ。それとも応援してる自分に酔っていて、何か無償の愛を届けているつもりになってるのかな。
それに引き換えだが、今日のサンフレッチェはよかった。我が家の契約では映像が見られなかったのだが(無料お試しもあったのだが、多分契約切るの忘れるだろうし)、やはり最後はトルガイである。オフサイドになったとはいえゴールに2発も流し込まれたくらいなので、相当苦しい試合だったに違いないが、それでも勝ち切ったことは褒めて良い。しかもアウェイ戦だし。
それにしても、”Lila Zauberer”トルガイはもはや3冠を狙うチームに欠かさないピースとなっている。そしてこの度合流したゴンサロである。やはり、的確な補強はチームを強くするのである。一方のカープ。なんでか知らんが現場監督さんが補強を拒んだというあり得ない事実すら美談にすり替えられようとしているのを見ると、流す涙もない。
それでも、またまたジャイアンツがスワローズに負けた。これはもう天佑としか言いようがない。正直なところ、この京セラドームでスワローズがこれだけ頑張るとは思わなかった。やはり1996年の屈辱は、野村克也と星野仙一という実はジャイアンツ大好きな二人が演出したものだったのだろう。
だから、明日勝てばまだ救われる。いや、明日は石に齧りついてでも必勝だ。とにかく、戦える選手が出てきてほしい。申し訳ないが野間は即刻鳴尾浜に送るべきだ。そしてもうひとり、田中広輔。一軍枠食ってて恥ずかしくないかい?というより、なんで二軍に落とさないの?新井くん。
このあたりに、新井の「諸国民の王」的性格を見なければならない。決して改革者ではないのだ。それでもここまでこれているのは、新井の人誑しのうまさと、前任者の体制と比べてスタッフが充実しつつあるからだろう。
繰り返すが、明日はシビアな決戦だ。明日の試合は、この2試合やられたことをやり返さなければいけない。いや倍以上にして返さねばならぬ。幸か不幸か明日の相手先発はサウスポーのアンソニー・ケイだ。現状の野間をスターターで使うことは、飲酒運転絶対厳禁というくらいのべからず事項だ。なに、ちゃんと野間の取説に書いてあるよ。「バイオリズムが悪くなり打てなくなってるから使用しないでください」って。みんな知らないんだな。
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