いずれにしても夏

スポーツ

一生懸命天王山だとかなんだとか煽っていたテレビやラジオの実況諸氏には申し訳ないが、1回表でもう頂いたと思った。その後のジャイアンツの反撃も殆さを感じさせるほどのものではなかった。スコアこそまあまあだが、完勝の類と言っていい。というわけで、今日の試合をどうこういうこともない。

今日は本塁打こそなかったが、末包の2二塁打5打点が試合を決した。やはり、ランナーを貯めての長打は有効なのである。いや、今日に関しては影のヒーローは小園である。1回こそバント失敗でミソをつけたが、4回表の、ノーアウトフルベースから連続三振でツーアウトまで押し返され、なおカウント0-2から取った四球が試合の流れを完璧に持ってきた。あれがなければ、たしかに雲行きが怪しくなったかもしれない。

と、言うわけで、今日は試合内容以外で嫌事を二言三言。もちろん、カープナインやスタッフにかけるものではない。

試合の流れは最初からウサギの首根っこ摑んでなぶり殺しにしたようなものだったし、それはもう結果で明らかなのだが、ナイター中継はさぞ互角の戦いであるかのように評価していた。日テレG+がそういう流れになるのは当然であるけれども、ラジオでのニッポン放送の正々堂々の偏向ぶりはもはや笑うしかなかった。これでせめて実況が上手ければ聴けるのだが、まあ師岡正雄じゃ、期待するほうが間違っている。

さて、今日の試合などはもう典型的な火力で打ち勝った試合であって、というよりここのところのカープの勝ちはほとんど打力勝ちだ。これは当たり前なのであって、短期間で白星を積み重ねるのに一番簡単な方法だし、かつ現実そのとおりになっているだけだ。もちろん守りの力も大事なのだが、得点を取って点差をつけるからこそ「守り」がフォーカスされるのだ。

そんな当たり前の事を強調せねばならないほど、一時のカープファンは熱病のように「守り勝つ野球」なるものを唱導したのだ。ひどいのになると赤ヘル打線に長打は要らない、少ないチャンスをものにして守り切るんだと言っていたが、今でもそういう布教をしているのだろうか。隠れキリシタンではないが、独自の主張というのは極端な方向に醇化されてしまうことが多い。

まあワルクチはこのくらいにして、とにかく明日だ。明日勝ったら、水道橋を一気に秋めかせ、セントラルの灯を消すことができる。広島だけ「暑い秋」であればよいのだ。

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コメント

  1. 山田太郎 より:

    末包がこの調子を維持し、最後まで離脱しないことを祈りたいですな。 スペだからなあ、、、 

    打撃復調気味の面々も増えつつ有るので、この調子でいかんと、、

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