この酷暑の中、戦っている選手には本当によくやってると言いたいし、今日も選手のパフォーマンスが悪かったというところはあまりなかった。しかし、結果は結果、非常に痛い負けだ。ひとつ間違うと、今度はこの試合が成績を分けたと言われる可能性すら、ある。
ひとことで言えば、今日は完全にベンチの差配のミスだ。やはり6回裏、大瀬良を引っ張りすぎたのは事実だろう。大瀬良だから大崩れしないという信頼が勝ちすぎてしまったのか、高橋奎二相手に先に降ろすことなどありえないというつまらぬ意地を張ったのか、結果として大瀬良を早く代えなかったことが裏目に出た。8月戦線、そして大瀬良にもこのところ些か疲労が見えていることに鑑みれば、最初の2失点で降ろすべきだったと思う。もちろん結果論だが。
オフェンスで言えば、ほんまに同じピッチャーに何回続けてやられたら気が済むんやというところである。打撃コーチの無能ぶりもそうだが。スコアラーを増やすこともなく、データ解析部門の充実もしないこのチームの遅れた体質の象徴というべきかもしれない。だいたい白濱などというプロとしての能力もセンスもなかった穀潰しが大きな顔をしてスコアラー代表のような顔をしているからいけない。
今日の戦い方について言うなら、8回表に代打上本を出した時点で見る気力がなくなった。あの場面は左対左になろうが田村を出してほしかった。同じ凡退をするにも納得感があるのだ。そもそもあの場面で今の上本に何を期待したかったのか。本当に新井という監督には戦術眼がない。それとも上本という選手は今のカープを受け入れるかどうかの踏み絵なのか。
ジャイアンツが勝ったことで、またゲーム差がなくなった。もちろん残り試合の差があるので直ちに殆いとまでは言わないが、ひとつ気をつけなければならないのは、これからはジャイアンツは絶対に負けないと思っておくべきだということだ。はっきり言う。これから他球団はジャイアンツ戦に全力を出さない。こういう展開になったらジャイアンツバンザイなのだ。きっと片八百長まがいの試合が繰り広げられる。だから、カープはそれ以上によそとの戦いは落としてはならないのだ。
私がこの敗北を持って危険水域が見えるというのは、その理由からである。今日はいろいろ流れが向かないところもあったけれども、それでも普通にやれば勝てていた可能性はそれなりにあったと思う。だから、やはり今日の敗北は残念としか言えない。そして明日。九里亜蓮対石川雅規。今のオフェンスなら石川を打つことは難しくないと思うが。問題は九里亜蓮だ。だいたい神宮ではろくなピッチングにならない上に、このところの内容もまた誠実さがない。勝ちだければ打ち合い上等で臨まなければならないし、それしかない。今日は末包に2本塁打がでたが、その良き予兆となればよいのだが。
本当にこの程度で切ろうと思ったのだが、昨日書いたはずの記事が後半部分飛んだまま更新になってしまったので、その補足込みで今日のサンフレについて。とにかく、ようやく点を取って勝ちきれるようになったのは大きいし、川辺駿の復帰はたしかに大きいし、そしてトルガイ・アルスランは相当危険だ。このところトップで使われるようになったユースの中島洋次郎と井上愛簾もよい。なんか煮詰まりつつあった、そしてそれを打破しようとすると薄くなる一方だったオーダーが、しっかり固まってきたような気がする。
今日の試合も、よく偏向レフェリーの妨害のもと勝ちきれたと思う。そして、2位に立った。首位町田との差は4。直接対決、しかもホームゲームが残っている。このままでいけば、日本一を取ることは、決して難しいことではない。
だからこそ、今苦しいかもしれないがカープには必死で優勝、日本一を取りに行ってほしいのだ。はっきり言うけど、この展開で取らなきゃ嘘だ。だいたいハジメはサンフレッチェ敵視しているではないか。なら、サンフレに負けない成績残してみせろよな。
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