押し寄せる疲労の中で

スポーツ

今日は一昨日ほどではなかったが、定時に上がれなかった。昨日は定時で逃げ出したとはいえ、このところの累積疲労が体を痛めつけるのである。今日も結局退勤した瞬間から体の電気が切れたがごとく、頭も朦朧としていたのである。こんな日に限って試合の進行も早く、帰宅したら8回表で食事して風呂に入ったら試合が終わってしまった。今日は結局radikoでヒロインしか聴いていない。

だから、試合内容について語る気もないし、あくまで結果論で物を書くしかない。とにかく、勝ててよかったと思う。負けていたらきっと明日明後日は地獄だったかもしれない。今日は本当に床田だ。床田寛樹以上でも以下でもない。よく辛抱したし、よく耐えた。さすがはエースだ。こうでなくてはならない。

しかし、あくまで結果論とはいえ、なんか腑に落ちないものを感じる自分がいる。1−0のスコアではない。それは相手も村上頌樹であることを考えたら仕方ない面もある。仕方ないですましたくないが。組織としてミスなく守った結果か完封勝ちであることはそのとおりだ。今日はまさに「守り勝った」といっていい。

やはり問題はオフェンスだ。1点しか取れなかったこともそうだが、結局チャンスが5回表の1回しかなかったことが納得いきかねるところだ。今日だけではない。一昨日も結局チャンスが1度しかなかった。少ないチャンスをものにしたといえばそうだが、そんな試合が続いていたら、エンターテインメントとしては面白くない。

愚痴ってばかりいたら湿っぽくなるから賛辞も述べたい。今日は貴浩を登録して、即スターターで起用した。新井にしては珍しい。結果として貴浩のヒットを契機にチャンスができ、貴浩が決勝のホームを踏んだというだけでも成功したと言っていい。これまで、ファームで結果出した選手を頑なまでに塩漬けにしていたことを反省したのなら良いのだが、違うだろうな。

そしてシャイナーである。相変わらず評価が難しいが、何か不思議な運を持っているのかもしれない。これで2試合連続勝利打点だし、前のスワローズ戦では、得点には結実しなかったが、放った一打が村上の失策を誘ったということもあった。まあ1989年のロードンや1996年のロペスのようになるかどうかは相変わらず見えないが、もうしばらく見てみたい。

明日は相手先発は及川と発表されている。一部報道では岡留と言われていたが、途中から投入することもありうるからわからない。もっとも、明日のカープの先発が大瀬良ということからしたら、及川が出できたところでキャッチャーが會澤になるくらいで、あとは外野に二俣か奨成が入るかというくらいなので、あまり影響はないだろうが。

とにかくオールスターブレイクまであと2試合。そろそろエンタメ的にも優れた試合が見たい。今日のようなエース格対決なら「守り勝つ」野球でよいだろうが、明日はそうではない。しかし、久々に聞いたRCCラジオのナイター受け番組で。石橋真が嬉しそうに「守り勝った」ことを話していたことからしたら、これこそカープの生きる道、という刷り込みをしようとする当局の意図が透けて見えてなかなか良かった。こういう試合を続けたらさぞ彼らは悶え死ぬことだろう。ライトなファンが離れるのと引き換えに。

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コメント

  1. 山田太郎 より:

    まあ、この昨今のラインナップだと、入っても僅かな点でしょうから、守り勝つ、としか言えないんでしょうなあ、、、

  2. Иван Иванович より:

    投手を中心に「守り勝つ野球」には限界がある。特にカープの上位争いは今シーズン限定で、来シーズン以降は投打ともに総崩れの予想がつく。
    以前から触れているように、寿命間近の高齢選手で溢れているのは何も打者だけではない。投手も大概高齢化し来年の年齢を記せば・・・大瀬良&九里(34)床田(30)森下(28)アドゥワ(27)矢崎(31)栗林(29)島内(29)塹江(28)etc.
    飛ぶボールに戻れば、高齢化劣化のカープ投手陣は一溜まりもなく叩きのめされてしまうだろう。

    投打ともメインになっている選手の年齢構成は30歳前後であり、頼りになる若手は小園1人。その小園も来年25歳を迎えるので、もう若手という括りではなくなる。唯一の大砲末包も来年29歳。どっちにしろ新井は、基本U24の出場機会を多く与えないので育ちようがない。投打とも20歳前後から27歳のパワー系選手層がスッポリ抜け落ちているのは、チームとして致命的だろう。特に今の打線は、コツコツ当てる中堅ベテラン打者ばっかりで、勝とうが負けようが全く魅力がない。仮にもプロと言うなら、田村・中村貴浩・佐藤・林のように振り切るスイングを見せてもらわないと、カネを払って観る価値がない。クダラン当て逃げ専門の打者なんぞを出場させる余地があるなら、田村・中村貴浩・佐藤・林に出場機会を多く与え1軍投手相手に慣れさせたら、それなりに好成績を残す可能性はあるんじゃないか。

    會澤たら田中たら上本たら野間たら矢野たら・・・こんなショボいメンバーで優勝したとして喜べるかね??????

  3. アングリーレッド より:

    守りに徹してもペナントレースは勝ち続けられません。
    つまり“守り負け”
    どうせ負けるなら、若手の有望株を起用しての“打ち合い負け”が見たい!

    Иван Ивановичさんが過去仰られていたように、プロ野球はいくら負けて低迷しても、NPBからのペナルティーは皆無。
    せいぜい観客動員やグッズ販売が低迷するくらいで、元々投資をケチりまくっているハジメにとっては痛くもかゆくも無い。
    まさに今のNPBの仕組みがマツダハジメという不埒な輩を生んだとも言える。
    何とかならないかな~(汗)
    おもんないな~(涙)

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