秋の日は釣瓶落しと申しまして。

スポーツ

つい最近まで、18時くらいに外を歩くとさすがに日が暮れるのが早くなってきたなと思っていたのだが、今日はまさに薄暗くなっていた。本当に標題のとおりなのであるが、まああと2か月半で冬至なのだから仕方がない。

それだけ、2023年も押し詰まってきてるということである。いよいよ一年納めの準備に入るなどしなければならないのだ。そして年が明ければ、またひとつ年をとる。門松が見られなくなった昨今、何に冥土の旅の一里塚を見ればいいのだろうか。いや、当分冥土に行く気はないが。

それはさておき、昨日も書いたとおり今週末からクライマックスシリーズが始まり、そしてドラフト会議、日本シリーズ、それらが終わればストーヴリーグだ。ここから一気呵成に2024年に向けて動き始めるのである。球界のオフシーズンというのは公式戦がないだけ。実はこの時期を会社も選手もどう過ごすかが問われているといえる。

はっきり言ってカープなど毎年ポストシーズンをのんべんだらりと過ごしていると思う。血の入れ替えにもならぬ最低限の「補強」、否編成ごっこをしているだけで、緊張感の欠片もない。会社がそうだから選手も甘いのでもあって、ちょっと活躍したら地元の放送局に引っ張り回されてスター気取り。そりゃ、強くならんよね。

まだカープの2023年シーズンは終わっていないので詳しく言及するのは避けるが、来年もし優勝したければ、大幅な血の入れ替えが必要だろう。敢えて踏み込むと、火力のある選手は残して、逆にそれに欠ける選手を移籍の市場の玉にすべきである。バカープファンは泣き喚くだろうが、あんなの有害無益だからどうでもいい。

今はとりあえず目先のドラフトのことに集中すべきだろうが、今日目玉の一人と目されていた花巻東高・佐々木麟太郎内野手がプロ志望届を出さない旨発表された。そのことがどうこうについては措くとして、1巡目入札競合もと言われていた選手がいなくなったのだから、当然今後の戦略にも関わってくるだろう。

きっと「即戦力投手」に人気が集中するだろうが、カープ的にはどうかな。まあ生暖かく見守りたいと思うが、二言目には即戦力投手がーという向きには強い嫌悪感を感じる。そういう敗北主義的思想がカープをだめにするんだ。こういう発想自体をカープファン界隈から抹殺したくてたまらない。

今カープに必要なのは、左右を問わずスケールの大きいバッターではないのだろうか。そうじゃないと、ほんと数年後にはチーム本塁打数50本のチームに成り下がるよ。え?それでもいいって?そりゃいけません。いいお医者さん紹介するよ。

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コメント

  1. アングリーレッド より:

    昨日のイーグルスの戦い、まさにセリーグのどこかの球団のようなド拙攻の嵐。
    打撃コーチが実績イマイチの後藤と通算では微妙な雄平(首位打者経験があるだけマシだが)、生え抜きの長距離打者が不在。
    イーグルスがペナントどころかAクラスも逃し続けている大きな要因でしょう。
    セ・パの赤っぽい色のユニフォームの球団は課題が似ている・・・

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