今日の試合内容と昨日の試合のそれは、はっきりいって径庭はない。ただ、今日は8回に3点取られたから負けたというだけである。要するに、相変わらず行き当たりばったりで野球やってるなというところである。取り立ててくさす必要もない代わりに、全く褒められないことは同じだ。
失点した益田を責めるのは簡単だが、そもそもプロで長いイニングの経験が乏しいからこれも勉強のうちである。それにしても投手陣は3点しか取られてないのだから及第点のはずだ。いくら「守り勝つ野球」なるものを推進するにしても。まさか投手に毎試合無双であることを要求し、チーム防御率1点台を目指すわけではあるまい。
そうなると、やはりオフェンスの弱さが致命的と言わざるを得ない。今日のトピックスとしてはレイノルズに初安打が出たことであって、きっと大本営発表ではそのことが喧伝されるのだろうが、巧さはあっても力強さは感じない。シャイナーは、明日までに目処が立たなければミニキャンプでいいんじゃない?正直これだったら、ライアンかマシューを呼び返したほうがいいよ。
そもそも論として、チームを再構成しなければならない過程で、海のものとも山のものともつかぬ外国人や若手の伸びしろに期待するのが間違いなのである。そういうのは大概失敗するというのは、カープが「失われた二十余年」の間で何度も経験しているから明らかではないか。それを思い出さないようじゃ、頭の中のおみそが足りてない証拠だ。
しかし、カープは性懲りもなくまた同じ過ちに向かって特攻している。全てはチームの補強に金をかけたくないハジメのせいだ。こんなのをありがたく担がねばならないカープファンこそいい面の皮である。これで「人情派の名オーナー」?莫迦も休み休み言えよ、全く。令和の今に他に人がいないからと言ってアホで無能な復古主義者を担ぐようなものだ。
とにかく、ここまでのオープン戦5試合で、オフェンスが相当弱いことが白日のもとに曝された。もしカープが本気で優勝日本一を目指すと言うなら、補強あるのみだ。しかし、支配下選手登録枠が塞がっているから、その手段は移籍市場に絞られる。やればええやん。オフェンスに貢献しない中堅ヴェテランを思い切って切る手は残っているし、検討すべきだ。特に俊足巧打そこそこの守備などという選手は、ひとりいればいいのに、だぶつきすぎだ。
でも、今あるメンバー、特に一軍実績の乏しい面々が結果を出していくことを期待することにしよう。彼らは、各日に何かを変える可能性を持っているのだ。悪いがここに日南でヘラヘラしていたのが合流したところで、何も変わらないし、後退にしかならない。野間とか上本とかがいたって何も起こらないし、チームを腐らせるだけだ。
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