午後11時のモノローグ その135

あまからAvenue

数年前から首と腰に爆弾を抱えていることは分かっているのだが、原因が老化と言われたらもはや対処療法で行くしかないのが辛いところである。他ならぬ今も、右肩が思うように上がらず、両足にしびれが出ている。しびれくらいで済めばいのだが、左腰はもう腰から太ももにかけて痛みが走り、そろそろ限界に近づいている。本当なら、病院に行って然るべき処置をしてもらい、そのまま仕事をさぼりたいところだが、こういうときに限ってやることが詰まっている。しかも腹立つくらい非生産的な業務で。

と、いうわけで、まったく気乗りがしない。かつても書いたところだが、腰という漢字を解くと「月(にくづき)」に「要」だが、そもそも「要」だけで「腰」という意味があるようだ。それだけ大事なのは、痛めて初めてわかるところである。とにかく、あまりの痛さに椅子に座れないくらいだ。

そんな週末、意外にやることがあってバタバタと過ごしていたのだが、昨日は久しぶりに皆実町の「かずさん」に行った。たまたま家人を産業会館のあたりに送って行ったら、急に行きたくなったのだが、ここのラーメンはうまい。主はもちろん、かつてのカープの中継ぎサウスポー、山本和男さんである。

この店には、主が元カープの選手であることを示すものは、何もない。古いメガホンが一つあるだけ。しかしそれが主が仕事にかける思いを示すものなのだろう。外から見たら街の焼肉とラーメンの店である。しかし、この度のレモンラーメンも、変わらず美味かった。自宅から遠いのでそう度々行けないのが辛いところである。

一昨日は久々の和装活動だった。陽が照らないとなんとも寒い一日だったので、ちょっと寒いかなという感じではあった。もう少し暖かくなると、和装にはうってつけの季節になるのだが、それはまあ仕方がない。ただ。その時の写真を見たのだが、自分の顔ってこんなに怖かったのかなと思った。当の本人が言うくらいだから、きっと周りはもっと思っていることだろう。

別に機嫌が悪くて寄らば斬るぞという気分であったわけでもないのだが、カメラが向いているとわかった時点で、なんか妙な緊張が走るのか、あるいは今の精神状態を示しているのかはわからない。笑う気分でないのか、それとも笑えなくなったのか、あるいは近時のつまらない笑いに逆洗脳されてしまったのか。なんかその全部のような気がする。

やっぱり、腰と首の痛みが陰に陽に効いてるのかな。やっぱり、治しにかかるか。仕事サボってでも。

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コメント

  1. Senior より:

    腰はワシも病を抱えておます。
    まあ痛み止めも効かんようなら
    即病院に行ったほうがええでっせ。
    仕事?有給取って休みなはれ。
    しかし平日休みたいのに身体にアクシデントあって休みは損した気分でんな。
    腰は身体の中心にありまっからね、ここやられたら何もできまへんわ。

    管理人はん、そら考えすぎでっせ(笑)
    人間は一部の人を除いて機械とはコミュニケーション取れまへんからね。
    まあカメラには目がありまっからね
    どこで知ったかは忘れましたが
    モノでも景色でもそれが人間のパーツに見えてくると人と言うのは感情が沸きます。
    だから写真を撮られるときはカメラを見なくてエエんですよ。
    カメラの奥のカメラマンを見ればエエんです。
    これでいけまっせ。

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