ようやく暦どおりの気候になってきた今日この頃であるが、それにしても気候の振れが極端だ。わずかな気圧の変化に敏感な私の体には非常に大きなストレスである。だいたいこの時期から初春までの間は、学生時代などはよく昼寝をしていた、というより頭と体が動かないのである。今日も昼下がりにくだらない説明会など聞かされたら、真面目に聞こうとする意欲より睡魔の方が勝ってしまった。我ながら困ったものである。
などといっていたら明日はもう霜月十日。11月も三分の一が終わろうとしている。ということは今年もあと五十余日なのであって、気がつけば2024年。その前にクリスマスと年越しと迎春準備をしなければならないから、これからは怒濤のごとく時が流れていくのだ。もっとも、その前のこの晩秋の鉛のように重い空気に耐えなければならない。そうなると京都の、あの今にも泣き出しそうな晩秋の曇り空を思い出す。あれだけは、気が滅入ってならない。
ところで、我が自室の迎春準備といえばカレンダーの選定なのだが、今年も悩んでいる。すでに卓上用は月の満ち欠けカレンダーを購入し、京都の名所カレンダーをとりあえず壁掛けカレンダーのうちの一つとして勝ったのだが、問題はもうひとつの壁掛けカレンダー、出来れば我が書斎(自称)を飾るべきものが、決まらない。これについては毎年毎年書いてきたので論点は省略するが、なかなかどれも帯に短しなので困っている。
下剋上を起こして日本一にでもなればカープカレンダーにしてやろうかと思ったが、そうなることもなく、そして店頭に並んでいた見本を見ても触手が動かなかったので、これはまず最初に脱落。サンフレッチェカレンダーは2か月に1枚なのが気に入らないのでこれも脱落。バファローズカレンダーも考えたのだが、まだ私はオリックスバファロ-ズを大阪近鉄バファローズの後継球団と認めていないし、3連覇して逆に冷めてしまう自分がいるのでこれも脱落。競馬ブックカレンダーは、六曜とか二十四節気とか暦は充実しているのだが、サラブレッドを眺めていたいと思うほどの競馬好きではないのでこれも脱落。と、いうわけで、なかなか決まらない。
そのため、いよいよ今年こそももクロの出番かと思いきや、今日に至るまで「ももクロ日めくりカレンダー」販売の告知がない。ひょっとしたら今年は発売がないのかもしれない。お値段高めなのが玉に瑕(送料含めたら四千円超える)とはいえ、今年はそれを乗り越えてやろうかと思っていたのに、ものがなければどうしようもない。まあアイドルはカレンダー出すものだからきっと何かあるとは思っているのだが。
そんなことを考えるのは実に非生産的なのだが、そういう非生産的な思索を排除することは一種の危険思想ではないかと思う。くだらない仕事なんか投げ捨てて無為に生きる能力こそ、我々に必要なのかもしれない。
Thoreau, without his capacity for idling, would be a cold prig. A man has to have something in him, reserves to draw upon, before he can settle down to do nothing.
ところでカープであるが、相変わらず善意のファンは西川がどうのこうのと騒いでいる。まったく莫迦莫迦しい。そりゃ不要な選手とまでいう気はないけれども、今のカープに絶対に必要なピースですか、という問いをまず投げかけてみたいところだ。もっとも、凝り固まった頭をほぐすまでには至らないだろうが。ただ、わたしの感覚では、西川はカープを無碍に捨てて出られないはずだ。あくまで予想だけどね。
などと書いていたら話がどこに漂流するか分からないので、この程度にしておきたい。最後に一つだけ。先般より告知してきた弊ブログオフ会兼忘年会「歳末のバカ騒ぎ」の日程が決まった。ご参加希望のある方は、弊ブログ「お問い合わせフォーム」からお願いしたい。
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