一岡が引退を発表し、昨日の試合で引退登板となったわけだが、結局今まで言及することができないでいる。さらに言えば、去る9月30日にはひさしぶりにエディオンスタジアム広島に行ってきて、その観戦記も書きたい。今日明日などうってつけなのだが、なんとも書く気が起こらない。
その理由は、やはり昨日のゲームの内容が想像の斜め上を行くくらい酷かったことだろう。なんせオフェンスでまともに活躍したのが小園と末包だけ。あとはみんな揃って討ち死にだ。それなのに最後の打者になったのが小園というのは、野球の神に物言いを付けたい気分である。
だから、もはや気持ちが切れてしまっている。こんなもんに肩入れしてきた事自体莫迦莫迦しい所業だったんだろうなという徒労感が起こったというべきか。加えて、チームの腐りきった体質まで見えてきたからなんだろう。要するに、以下のとおりである。
在広プレスは妙に扱いが小さいか意図的に無視されているが、上本の2失策が響いて負けたことはいうまでもない。端的に言えば上本のせいで負けたのである。だからこそ報道統制が敷かれたのだろう。とにかく上本のうの字もない。それだけ上本は球団当局者の、はっきり言えばハジメの寵愛を受けているということだ。
もちろん、逆もまた真なりだ。どれだけ小園が今シーズン酷い扱いを受けたか、どれだけ末包が今シーズン冷遇されたか。結局ハジメのお気に召さないからというべきてある。理由?そんなの知ったことか。ハジメはプーチンが金正恩のような男だ。単なる個人的な好き嫌いで差配しているんじゃない?
そんな現状を糊塗するために、まさにボナパルティズム的に、あるいは「諸国民の王」としてリーダーに擬せられているのが新井貴浩であるのではないか。そして、無能なうえカリスマ性もなかった前任者よりは何をやってもましだという妙な説得力もある。そんな彼のいう「全員野球」なんて、嘘くさくてならないのだ。
もっと言うなら、彼が言う「家族」さえ、きな臭いものが感じられてならない。そう言えば彼は「好き嫌いで判断しない」と言ったはずだが、実際は違う。「新井の」好き嫌いは判断基底にない、と言うなら正しいが、もっと上の方の好き嫌いが見え見えである以上、やはり現状を糊塗するプロパガンダとしかいえないのだ。
そう思うと、現状を直ちに肯定することはできないし、今起きている事象はむしろ私がつねづね言ってきたことの延長線上にある、といえる。要は、やはり「敵は本能寺にあり」、なのである。その中で新井がどこに立ってどこを見ているのかを吟味しないといけない。ただのピエロなのか、腹黒いピカロなのか、単なる太夫役なのかは、やがて見えることだろう。
人気ブログランキング広島東洋カープランキングサンフレッチェ広島ランキングにほんブログ村にほんブログ村
コメント
松田ハジメ曰く
>オーナーは「たとえ3位でもいいと腹をくくった。日本一になって華やかなパレードを」
新井貴浩曰く
>「球団には恩がある。私には選択肢はなかった」
ハジメは選手を酷使しても3位が精一杯の戦力しか用意しなかった。2位のチャンスも十分あったが、年俸高騰を嫌い敗退行為を指示した・・・
歴代の監督よりさらにひどく新井貴浩には1軍抜擢やスタメン決定の権限はさらさらなかった・・・
自分から白状したか。
強いカープが見たいファンはとっくにわかってますけど。バレてないと思ってるのかな?
本当に他球団の笑いものですね。いけしゃあしゃあとどの口が言うか としか言いようがない。
情けないな~