ねむたくてねむたくて

まだ私が市民球場（もちろん昔の）の右中間スタンドに通っていた頃、応援が一番激しい中でうつらうつらしてしまったことがある。もちろん徹夜明けとか寝不足とかだったわけではなく、本当に眠かったのである。あんな中でよくと言われるかもしれないが、眠気というのはよく睡魔といったもので、少々の妨害には勝ってしまうのだ。

而して今日である。本当に、眠くてならなかった。なにが理由かというと、仕事の疲れと、あとは今日の展開だ。ひとことで言って実にダメダメな試合だった。ヒロインは床田、島内、栗林だったけれども、それしかありえないほどだ。いや、今日ヒーローと言えたのは床田だけだろう。投げて打って、まさにスーパースタアである。

逆に言えば、それ以外の内容はボロボロだ。特にオフェンス、話にならない。、正直なところ、よかったのは小園くらい。あとはもう、哀しいくらいだった。これじゃクライマックスシリーズなんていっても参加賞で終わってしまう。

「落語家殺すにゃ刃物はいらぬ、あくびのひとつもすれば良い」は昔からの都々逸だが、逆に見せる側が見るものを眠くするような試合やってどうすんねんと思う。今日の試合は、はっきり言ってお客さんの熱量にも乏しかったと思う。事実、盛り上がりようがないんだもん。

それでもバカープファンほ言うのかな。「選手は疲れてるんだ、コンディションが悪い中戦ってるんだ。だから一生懸命応援すべきなんだ」って。アホか。そんな事言ってるから、カープは負けるんやと思う。

昨日も書いたところであるが、もう疲れてるのもコンディションが万全でないのもわかっていることだ。しかし、それは相手も同じこと。みんな疲労困憊で闘っているのだ。だから結果が出ないという言い訳にするのは、違うと思う。

はっきり言うが、絶対に追いかけてくるベイスターズは負けない、いや勝たせてもらう。だからこそ、2位抜けしたければ本気で残り全部勝つことが求められよう。そのためには、疲労がとかコンディションがとかいうことは、もはや言っていられない。言い訳はいらない。絶対に勝て。