がっかりした。

今年度の交流戦の感想は、標題以上でも以下でもない。

勝率5割だから良かったなどとぬかしている向きも多いのだが、ふざけんなといいたい。9敗はどうにも太刀打ちできなくて矢尽き刀折れた敗北ではない。言い方は悪いが、ぼさーっと野球ごっこして勝てませんでしたというものばかりではないか。要するに、全部とは言わないがいくつかは普通に勝てただろうと思わざるを得ない。

そして、交流戦優勝の星取りとなりそうなのが12勝6敗。なんのことはない。負けた試合を4勝5敗で乗り切っていれば上回れたのだ。だから、勝率5割で良かったなという向きは、正味頭が悪いと言うべきである。

事実、今年のパシフィック、どこがむちゃくちゃ強いというのはなかった。正直なところ、佐々木朗希やら山本由伸やら剛腕投手が多い一方で、オフェンスの力は明らかに落ちている。要するに、しっかり対策を取ってかかって行けば勝ち負けになるというのが現状なのだ。

しかるにカープはどうだったか。ひとことで言えば、相変わらずダメダメだ。特にオフェンスの弱さが致命的だ。そりゃそうだ。外国人は迷いの淵、代わりに出るのは老兵とチビばかり。まったく野球なめてんのかというところだ。

当局はその点をもちろん理解している。ならばそれを改めればよいのではないかというところだが、それができないのはもちろん老兵やチビがハジメの推しだからである。だから昨日でも一発出れば同点の場面で代打上本という世紀の愚策が成立するのだ。逆に言えば、新井も監督に擬されたということは、やはりハジメのエージェント以上でも以下でもないと評価すべきだろう。

そう思うと、今週末からオールスターブレイクまでの戦い、実はある意味短期決戦のようなものなのだが、まったく期待できない。新井はことあるごとにポジティヴな言葉を発するのだが、穿った見方をすると誤りは絶対認めないぞという強い意志にも取れるのである。

まだまだ言い足りないところはあるのだが、結局リフレインになってしまうだろうから、このくらいにしておく。まあ、とりあえずは今週末のジャイアンツ戦だ。大瀬良をどう処遇するのか、ショートをオフェンスに貢献しないチビにいつまでこだわるのか、論点はその2点に絞られる。

それを間違うと、本当に最下位になるよ。それでもいいの?え?弱いカープを応援している自分が美しいって?

ははははは、処置なし。

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コメント

“がっかりした。” への2件のフィードバック

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    6月18日管理人さんが記されているように、やはり「レベルの低い争い」はエンタメとして致命的だと思うんだよね。スタジアムで観戦する人は言うまでもなく、テレビの有料放送で観ている人たちが、「レベルの低い争い」を観せられたらたまったもんじゃない。

    カープのスタメン打者でいえば、秋山西川坂倉以外は明らかに二流以下であり、若手のパワーヒッターはベンチに追いやられるか2軍に幽閉。低レベルで魅力がない田中矢野羽月野間會澤磯村等、ヘボ選手の観戦代金をドブに捨てるカネがあるなら、美味いモンを食っているほうがよほど幸福感を味わえるだろう。

    上記のような劣化非力メンバーで五分に戦える今年の交流戦自体が、近年で最低レベルと言って過言じゃない。佐々木朗希や山本由伸は、一応無難にまとめていたが、WBC出場の影響か精彩を欠いていた。打者では柳田がかつてのオーラが消え低迷し、岡本がOPS1,373という驚異的な成績を叩き出したけれど、やはり岡本のウイークポイントはスピードがないところだろう。MLBのスターになった大谷との違いは、やはりスピードだ。大谷のホームから1塁到達スピードは4,09秒でMLB全体で4位というスピードスターでもある。

    パワーとスピードを兼ね備えている選手がスターの条件だとすれば、今NPBには1人もスターが居ないことになる。スターがいない上に、WBC出場組の後遺症が目立った交流戦は凡戦の山で見所もなく、管理人さんのご指摘通り「レベルの低い争い」だった。俺自身は変わらず中継を観ることもなく、ハイライト集をチラ見する程度かなぁ。ショートゴロを緩い山なり送球でセーフにしてしまう田中なんて、プロを名乗る資格無し。

    リーグ戦に戻っても、この「レベルの低い争い」は最後まで続く。恥ずかしげもなく「レベルの低い争い」を見世物にして、カネを巻き上げるプロ集団は、NPBぐらいだろう。

    田中矢野羽月野間會澤磯村のプロとは言い難いスタッツが低いメンバーに、カネを払う者の神経がよお分からん。こんなメンツ、観る価値ないやん。ストレスが溜まるだけ。

  2. HKBのアバター
    HKB

    ご無沙汰しております。
    交流戦優勝がベイスターズに決まりましたが、11勝7敗でした。
    12勝すれば優勝できたわけで、つまり残り9試合を3勝6敗(あるいは2勝6敗1分)で乗り切ればチーム初の栄冠を勝ち取ることができたので残念です。
    山本由伸、山下、佐々木朗希、平良に負けても残り2つ負ける余裕があったことを考えると、必ずしも高い壁ではなかったように思います。

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