もう、今は絶望感しかない。これでカープは確実に駄目になる。そしてしかるべき順位に落ちる。そういうストーリィしか浮かばないのだ。
今日カープは中村貴浩の登録抹消を公示した。たしかに打率自体はあまり褒められたものではないが、三振しても三振しても強く振る姿は、明るい材料少ないカープにとって一筋の光だったのだ。ファームに落とすのは、本人が自信喪失したときか当てに行って逃げ始めたときだと思っていたのだが、そんなの聞く耳持てねえということだろうか。
そして、上げてくるのは何の役にも立ちそうもない野間。どうせそうだろうと思った。中村貴浩を辛抱して育成することは、ハジメの大好きな野間のレゾンデートルに関わるのである。はっきり言って今の野間にチャンス与える暇があったら、もっと起用するべき選手はいるだろうと思うのだが、新井の足らない頭では理解できないらしい。
要するに、今年のカープは当て逃げしかできない小粒ちゃんを育ててなんとか番狂わせを起こそうという非常に虫の良いことを考えているのだ。莫迦じゃなかろかと思う。まあ、だから2番矢野、8番曽根などという非常識極まりない作戦が打てるのだろうが、何度も言うがこんなふざけたオーダーで勝とうというのは甘すぎるにもほどがある。
しかも、今新井がやっている野球はエンタメ的にもバツだ。はっきり言って、面白くもなんともない。これで勝てばまだ救われるが、ろくに勝てもしないからダメダメのダメダメではないか。よくファンが怒らないものである。ただでさえカープファンは「失われた二十余年」を経験してるはずなんだから。
まあ、今のカープファンはろくに野球見ていないから、さもありなんである。チームの勝利よりは推しを愛でることが彼ら彼女らにとって大事なのだろう。そしてその「推し」は、見事に小粒ちゃんや老兵と符合するのである。
これは偶然の一致ではあるまい。彼ら彼女らは間違いなく球団当局、早い話がハジメの意向を忖度しているのだ。ハジメがその筆頭にいるカープファンのヒエラルキィの上位になることを良しとする姿は、まさにカルトと称するのがふさわしい。
私はそんなに大した人間ではないが、それでも五分の魂くらいあるから、こんなカルトに与するのは良しとできない。だからおかしいものはおかしいと言う。それより何よりこんなことしていたらカープというチームがガラパゴス化、いや、マダガスカル化するのは必然だ。すなわち、進化が止まる。その先に見えるものは、新たなる「失われた二十余年」である。いや、今度は二十余年ですまないかもしれない。
そうなるのは、嫌だ。だから私は徹底的に戦う。今の不健康な支配体制を打破するためなら、何でもするつもりだ。
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コメント
絶望されている方へ。『絶望名人カフカの人生論』がお勧め。
抜粋すると・・・
将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。
カフカの言葉は、あまりにもネガティブで笑える。
ある朝、目覚めると虫になっていた男を描いたカフカの代表作『変身』などは、絶望を表した風刺で笑える。
カフカは何事にも成功せず、失敗から何も学ばず、常に失敗し続けている。彼は生きている間、作家として認められず、普通のサラリーマンだった。そのサラリーマンの仕事がイヤで、愚痴ばかりこぼしていたが、その発言すべて、おそろしくネガティブだった。
ところが、絶望的な言葉が人並み外れて名人の域に達することで共感を呼び読者が急増。悲運だけどカフカ没後に偉大な作家として認められた。そりゃ世の中、成功者より圧倒的に敗残者のほうが多いのだから、成功者が上からものを言うより、敗残者として絶望的な言葉を昇華させ笑わせてくれたほうが共感しやすい。こりゃ、カフカの戦略勝ちかな・・・
「悪貨は良貨を駆逐する」を地でいく守銭奴・松田商店オーナーは、人情の機微に触れるカフカ文学には興味もなく生涯理解できないだろう。
今日もゾロゾロとカス野手を並べて敗退行為。
ファームで末包が結果出しているがどうせ塩漬け。
ドラフトに参加するな、指名選手が不憫でならん。