この勝ちだけでは許せねえ。

試合終了後、残った結果とは相反するような怒りがふつふつと沸いて出てきた。それほどまでに、対バファローズ13連敗という結果を残したこととが許せないのだ。

いや、私もバファローズは贔屓のチームのうちだからせいぜいざまあみろと思う気持ちもあるのだが、それにしても酷すぎた。どう考えても手も足も出ない相手じゃないから。

今日はもちろん九里亜蓮の力投が全てのようなところはあるのだが、やはり秋山である。申し訳ないが、勝てるとしたらあそこでホームランが出るしかないと思っていた。それがまさに一発満額回答である。流石は秋山、ものが違うというのみだ。本当に秋山なかりせば、連敗はきっと伸びていたに違いない。

本音を言えば、今日の試合は大楽勝でなければならないと思う。要するに納得がいかないと言うか、秋山以外のオフェンスは何やってんだかと言うか、あり得ない対バファローズ13連敗という事実が、心の奥で燃え上がるのである。

でもね、これでわかったでしょ？バカープファンの皆さん。「守り勝つ野球」なんて無力だということを。カープの栄光の歴史とは本来無縁なものを墨守して転び続けてきた結果の象徴がこの対バファローズ13連敗なのである。今日だって、勝てたのは秋山のホームランがあったからだからね。

だから、今日勝ってよかったね、ぱちぱちぱちという気持ちにはとてもじゃないがなれないのだ。本当に、標題のとおりひとつ勝ったくらいでなんだという思いが強いのだ。やられたものはやり返すのが勝負の世界の掟。逆に13連勝しろとまでいう気はないが、少なくとも明日は山下を打って勝ってもらいたいし、そうする義務もあるだろう。

言いたいことはまだ浮かんでは消え浮かんでは消えしてるのだが、結局一昨日昨日書いたことに重なるから、この程度にしておきたい。とにかく、優勝したきゃ「守り勝つ野球」などという言葉を捨てる、いや徹底的に総括して自己批判するまでだ。