今日は負けなくてよかった。

所用あって午後から外出していたため、映像に接することはできなかった。文字列にも横目で見ながらしかできなかったのだが、その中での今日の感想は、標題に尽きる。とにかく寝た子を起こすようなことをしてはいけなかったのであって、そうならなかっただけ良いと思いたい。

カープとて相手のことを言う余裕はないが、これでスワローズは10連敗。これはなかなか伊達や酔狂でできるものではない。要するに、連覇したチームとてこの程度というのがセントラルの現状ということである。逆に言えば、このチームに2年続けてしかもホームで惨敗したカープは何だったのかということにもなる。

だから、現状のスワローズを他山の石とするだけではなく、自分たちの過去を反省する契機としてもらいたいと思う。だいたい開幕シリーズの無様な3連敗は、カープの前途に絶望しか感じられなかったのであるから。

交流戦については明日また書くことにしたいが、ひとつだけ言うとしたら、交流戦を勝率5割でいいなどと言って倦まないファンは消えてなくなってしまえと言うまでだ。もし選手はじめ球団関係者がそう思っているとしたらやはり同罪だ。そんな了見だから5割はおろかまともに勝てないのだと思う。

交流戦に勝ちたければ、それこそこの短期決戦全部勝つくらいの勢いで行かなければならない。それで初めて勝負になるのだ。ペナントレースだって一緒で、優勝を目指して初めて勝ち負けになるのだ。いや、優勝を目指すだけの星取りをするには、目の前の試合全部勝つだけの勢いでないといけない。それを理解できない向きが多いから残念なのである。

いや、そんなの、他の11球団のファンの間では常識だ。ペナントレースはAクラスでいい、交流戦は勝率5割を目指そうということをファンが口にするのはカープだけだと言っていい。それだけ堕落しているといえばいいか、よほど「代表取締役社長」に飼いならされているのだろう。

本当にね、何度苦水を舐めれば気が済むのだろうと思う。そんなにカープファンはカープに弱くなって欲しいのか。こんなのファンでもなんでもない。ナルシズム的推し活でしかない。

などということをつらつら思うと、今日の試合の感想はどこかに飛んでしまった。まあ明日のネタバレに繋がらない程度でいうと、今日のようなオーダでは、また今年も交流戦惨敗しますよというだけだ。