連休最終日に物思う。

といっても、世間的にはもう日常が始まっているところだ。しかし、不真面目な私は今日合法的にサボってカレンダーと合わせて6連休とした。今日は本当に何もせず、ただぼんやりと無為を過ごした。ただ、こういうときこそまともな思索ができるようだ。この6連休は柄にもなくいろんなことを書いたが、その総括を、というわけでは、ない。

さて、ものを書く時間がある，その前提としてものを考える時間があるというのはありがたいものである。ゆっくり思索をめぐらせる楽しさに酔うことができる。その一方で、いかに普段はつまらない雑事に追われているかということを実感するのである。その結果、まともにものを考える時間がないのではないかと思う。時間がないだけならよいが、思索の結果ではなく反射で書いてはいないかということを反省したものである。

それを思わせられる契機になったのは、連休中に書いた記事の反応である。去る5月4日、弊ブログのアクセス数がやたら伸びた。そしてそれはある記事一点に集約されることも分かった。それは、5月2日に書いた「野間なんか消えてなくなっちまえ。」と題した記事である。普段と別に変わらない、むしろマイルドな部類の内容なのだが、これだけバズったのは、きっと表題だけ読んで脊髄反射的にけしからんと思ってウェブにリンクを貼ったあほうがいるからに違いない。

事実、これに取りついてきた低能くんは、全然中身を読んでいないと思しかった。そりゃそうだろう。ちゃんと中身を読んでいたらそもそも書けないような低レベルな感想だったから。いわゆる「小学校の学級会」なのだ。もっと言えば、リンクだけ読んでまさに脊髄反射していちゃもんつけてきたとしか思えない。

ついでにいうと、5月2日はカープは勝っているのであって、当日はそれを踏まえて書いている。しかし、無様な三連敗を喫した3日4日5日には、何故か来ない。正直、もっときつく書いてるのにね。

要するに、文の中身を読まずに脊髄反射することの恥ずかしさを実感したのである。何と言ってもこれは情報リテラシィのイロハのイである。これがなけりゃものを書いたり議論をしたりする資格なしと言ってもいいくらいである。しかし、それがないことを恥じないあほうどもと対峙しなければならないのだから、大変だ。

それにしても、以前も書いたがこうやって出てくる低能くんの書くことって、なんで進歩しないのかね。ほんと十年一日のごとしである。まあ、もっと勉強しておいでやす、だね。