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午後11時のモノローグ その129

昨日は例によって如月朔日を期して肩透かしを引いた、わけではなく、ぼんやり日南キャンプ中継の録画を見ていたら眠たくなってしかるべき時間に更新できなかった。まあ、そもそも書くべきことがあったかと言われれば微妙なので、どうでもいいのだが。

正直、キャンプ初日にニュースがあったとしても、正体不明の秘密兵器が喧伝されるか、さもなくば体調不良云々の悪い知らせだから、何もなくてよいのだ。実際、中継をずっと見ていたが、まあこんなもんでしょうという感じだったし、いたずらに不安を煽るような要素がないから、それでよい。

ひとつだけあるとしたら、ユニフォームが致命的に不出来だ。ホーム用ユニは背番号が小さく、アウェイ用ユニは赤に赤で予想以上にまったく見えない。よくこんなデザインにしたものだと思う。背番号と言えば選手のもうひとつの顔である。みんな背番号で選手を見分けるといっていいのに、それが難しいようなユニにして何が面白いのかと思う。

こんなデザイン誰が考えたか知らないが、まあアホかと思わざるを得ない。よく言えばAvant-gardeだが、ユニフォームにそんなものを誰も求めてはいないのだ。どうせならやるべき野球にこそModernismを見せてほしいのである。とにかく昨年の野球は古くささ満載だったからね。だいたい、長打も盗塁もないオフェンスのどこに興行的価値を見いだせというのか。

その意味では、新井に求められるものは重い。佐々岡の代わりに収まっているだけでは駄目なのだ。佐々岡のやってきたことを全否定し、それを形としてやって見せなければならないのだ。あんな昭和四十年代でも勝てないような野球は、完全に壊さなければいけない。

さらにいえば、あんな中途半端なディフェンシヴ野球は完全に過去帳送りにしてもらいたい。敢えて名前を出して申し訳ないが、上本や矢野や羽月がレギュラー候補に擬せられるような野球はもうこりごりだ。三人ともパワーが決定的に足らないのであって、高校野球ならまだしもプロの見世物としてはもの足らない。多分新井は分かっていると思うが、問題は彼らが球団上層部の覚えがめでたいというところだろう。佐々岡はそれに寄り添ってしまった。しかし、それではだめだ。

今年のオーダーは、オフェンス重視で決まらなければいけない。あとは、年功序列の排除だろう。今年私が推したいのは田村だ。既に体は出来ているらしい。是非外野の一角で見てみたい。秋山、西川、田村の外野陣なんてわくわくするではないか。野間?今の野間なら魅力ないんだよね。彼ももっとパワーあるはずなんだけど、初期育成が悪かったかな。

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ある鯉党のたはごと2022その8;急に朝夕冷え込み始めた秋の日に。

まだまだ昼間の日差しは強いのだが、やはり神無月も終盤になるとしかるべく季節が巡り始めてきたようだ。昨日今日と、カープも動きがあったのであって、そこを私の目線でさらってみたいと思う。

まずは昨日。カープは戦力外通告を安部友裕、中田廉、菊池保則、山口翔、田中法彦、白濱裕太に通告した。安部についていえば、きっと当局に嫌われたんだろうなと思っていたし、外へ出れば貴重なサポートプレイヤーになれるだろうなという気がする。それを期待している。中田はもう身を引くとのことで、お疲れ様といいたい。白濱?10年遅い。まだ必要な選手だと思っているのであったら、とんでもない勘違いだ。

菊池保則も若干微妙になりつつあったし、法彦も一軍では厳しいかなという気もしていたから続けるなら他球団に出してあげた方がいいと思う。一番かわいそうなのは山口だ。はっきり言って佐々岡被害者の会の代表になれるくらいだし、このままリリースするのは無責任ではないかと思う。ただ、ここでリリースするということはよほどイップスがひどいのかもしれない。彼を見ても、佐々岡くんの功績なんてないことがよく分かるのである。もし現役を続けるのであれば、藤井皓哉のようにカープを見返すような活躍を期待する。

続いて今日。玉木朋孝、森笠繁、植田幸弘の二軍3コーチの退団を発表した。これは、スタッフ大幅入れ替えの序曲とみていいだろう。でも、もっと切られるべきコーチはいるだろうと思う。このくらいでお茶を濁されたらたまらないのだが、なんとなくそうなりそうな気がする。でもそうならなかったらカープも少しは変わろうとしている証拠とみたい。

とにかく、今のカープに、早い話が新井新監督は、佐々岡くんの全否定から始めなければならないのである。佐々岡くんがやってた野球の真逆をやって勝ち続け、佐々岡くんが二度と解説やらなんやらでカープに関われなくしなければいけないのだ。そのためには、佐々岡体制の残滓は一掃しなければいけない。佐々岡くんの功績がとかなんとかいう輩には通用しないかもしれないが。

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新井新監督のなすべきこと。

今日はアライさん、もとい新井新監督の就任記者会見があったようだが、これをなぞって記事書くくらいなら小学生にでもできるので、そんな筋では書かない。弊ブログはそのような安易な構成に与さず、他のカープファンブログと称するものと差別化を図ろうとするのが、まあ16年間書き続けた矜恃というものだ。まあそれはさておき。

正直言って、新井新監督も佐々岡くんの3年前と同じく、指揮官適性は未知数だし、ここに座った最大の理由が畢竟「人柄」に過ぎないこともまた同じである。だから、スタートラインに立っている時点では佐々岡くんと何の変わりもないのであって、このままではきっと同じ轍を踏む。そうならないためにはどうしたらよいかというのが最大の論点だろう。しかし、その処方箋は簡単だ。すなわち、佐々岡くんのやったことの全否定から始めなさい、ということだ。

とにかくカープファンやら在広プレスには頭が弱いのが多くて、佐々岡くんにもこんな功績がありますと言うことを盛んに持ち上げるが、全部噴飯物である。佐々岡王朝の治世に功はなく、罪ばかりなのだから、それを踏まえないと本当に明日はない。勘違いしてはいけないのは、佐々岡くんの指揮官としての適性がないこと自体は罪ではない。敢えて佐々岡くんの最大の罪状を挙げるならば、適性がないのに監督就任を受諾したこと、そのまま3年も居座ったことなのである。

だから、新井新監督のやるべきことは非常に簡単だ。佐々岡くんの目指したことの真逆をやればよいのである。「つなぐ野球」とか「守り勝つ野球」なんてくそ食らえだ。新井らしく打って打って打ちまくることを指向しなければならない。事実、あの三連覇を支えたものは実は得点力である。それを最後まで理解できなかったのが緒方孝市という人だったのが、カープがここまで苦しんだ最大の原因なのだ。だから、私は緒方くんを名将と認めない。結局チームを焦土にしたことに変わりはないのだ。

話がそれた。もうひとつ言うなら、コーチングスタッフの抜本的な改革が必要だろう。今のスタッフは、他球団で禄を食めないカスOBの集まりで、話にならない。佐々岡くんの罪状を罪一等減じるなら、参謀がろくなもんじゃなかったと言うことだろう。特に今年は。

それでも球団当局者やその意を受けた自称ファンはOBじゃなきゃ嫌だと言っているようだが、話にならない。今のカープに、いや新井新監督にもっとも必要なものは、カープの現状を客観的俯瞰的に見つめて、忖度抜きで選手に語れる首脳陣である。この条件があれば別にOBで固めてもかまわないのだ。

さあ、新井新監督のお手並みをしかと拝見したい。ほんとに、今が一番大事なときなんだよね。

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佐々岡くんとスタッフの功罪。

来シーズンへ向けての組閣を考えるなら、今年のスタッフの功罪について考えなければならない。すでに佐々岡くんと河田は辞任したわけであるが、そのほかにもそれに値するのがいたら当然そうしてもらわねばならない。

とはいってはみたものの、今のスタッフに果たして「功」ありやといわれたら、非常に苦しい。というか、ないといっていいのではないか。てゆーか、今シーズンの結果から見て、何があるかといっていいだろう。オフェンス然り、ディフェンス然り、何もない。

まずオフェンスから。はっきり言って、今年残した数字も結果も恥ずかしいものだった。長打もなく、盗塁はもっとなく、これでよく点を取って勝とうと思うものだ。まさか1点取って勝つ野球を理想としたんじゃないかと思うくらいであるが、その1点取るのも四苦八苦してるんじゃ、話にもならない。

もちろん迎と朝山の責任は重大で、進退で責任を取るべき範囲にあるが、一番責任を取るべきは東出だろう。こんなのを指揮官に擬そうとする向きは相当頭が弱いのではないかと思う。確かに昨年もオフェンスには相当問題はあったが、今年になって噴出した点はすべて東出がしゃしゃり出てのものと解するのが相当だろう。

それではディフェンス、特に投手陣はどうか。これもかなり残念だ。てゆーか、「先発投手は完投しないといけない」なんて、いつの時代の野球かと思う。とにかくやってる野球が古めかしいというか、古くさいのだ。これはもう佐々岡くんの責任重大なのだが、控えているコーチも少しぐらい進言できないのかと言いたい。その意味ではやはり建さんも横山も責任重大である。もっとも、建さんの場合、佐々岡くんになにを言っても無駄なうえに、もはや佐々岡くんは死に体とみて静観していた可能性はあるが。

要するに、今のスタッフは総取っ替えされてしかるべきという結論に至る。一応フェアに検討するつもりで「功罪」と掲げたが、どう考えても「功」なんてない。

もうひとつ言えば、この組織及び一部自称ファンたちのOBへの拘りがかえって血の煮詰まりを生じさせているのではないかと思う。はっきり言うが、今のスタッフの中で、他球団に引っ張られる可能性があるのは建さんくらいではないか。OBかそうでないかを含めて、有為の人材はすべてカープを避けている、さらに言うならこのオーナーを含めた組織を忌避しているといっていいだろう。となると、真に責任を負うべきはだーれと言うことになる。

なに、別に組織も含めて総取っ替えしろというのではない(言いたいけど)。この組織の責任者に、「三顧の礼」という言葉を叩き込めばいいだけである。でも、それが一番難しいんだろうな、あーあ。

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NO MORE SASAOKA?

やはり何かが進むときには、必ず一度揺り戻しがあるのが世の常だ。昨日の大本営報道班たる中国新聞では、スポーツ面で佐々岡体制の反省記事が載っていたところであるが、一転今日は佐々岡お疲れ様モードで一気に読む気をなくした。いや、WEBニュース等の各種報道もそうだったということは、かなり強い統制が入ったという証左だろう。

中国新聞とカープ球団当局の関係からすれば、当局の容認なしに批判めいた記事が載るはずがない。それほどあの記事は珍しく厳しい(もちろんまだまだ生温いが)ものだった。ところが、一転こうなったということは、球団当局に何らかの揺り戻しを起こす要素があったと言うことだろう。その理由は分からないが、あるいは昨日のような記事が球団当局に直接批判が向かう契機になると睨んで一転統制を強めたと読むのが自然かもしれぬ。

しかし、いくら佐々岡を持ち上げようとも、畢竟その切り札は「人柄」しかないようだ。事実、それ以外に佐々岡の功績をポジティヴにするものはない。要するに、自ら無能であると言っているようなものだ。まったくもって笑うしかない。人柄がよくて勝たせられない監督はクズで人柄が悪くても勝たせられる監督は高く評価されるのである。故野村克也翁なんてその典型ではないか。

それでも頭の弱いのはたくさんいて、FA権取得選手の引き留めに貢献したとか、森下と栗林を一本釣りしたとか言っているのがいるが、アホかとしかいえない。根本的に間違っている。待たそう言うのに限ってTwitterとかで胸張って語っているから、救われない。

ただ、球団当局者も「ノーモアササオカ」なのかもしれない。そもそも監督退陣の発表を最終戦前にさせることもなかったし、だいたい発表したら次の監督の匂わせ記事が出回るのだがそれもあまりないようだ。ハジメの腹の中では決まっているのかもしれないが、それをすぐにゴリゴリ出せば反撥を食らうと思っているのだろうか。まあ、どうでもいい。

敢えて言うなら、正直もうOBたらい回しはやめていただきたい。東出や緒方や野村なんて論外だが、在広プレスとかに寄生しているのにはろくなのがいないし、それ以外にも相応しいのがるかと言われても、いない。今仕えている親分が急に辞任することになった森脇さんくらいかな。でも森脇さんもどちらかと言えば参謀向きなんだよな。一部では新井さんと言われているが、これもよほど有能な参謀がいないと厳しいだろう。金本?相当の劇薬になるね。面白そうだけど、やっぱり彼も指揮官向きじゃない。

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これは偉大なるOvertureにすぎない。

いや、とんでもない試合を見せてもらった。いうまでもなくパシフィックの10.2決戦、千葉と仙台の2試合である。バファローズが勝ち、ホークスが負けという条件でのみバファローズの奇跡の逆転優勝というところで、本当にその条件にはまるとも思わなかったし、序盤だけ見たらそもそもホークスが勝ってバファローズ届かずという展開になるはずだった。それが、バファローズは失点した直後に逆転し、ホークスは2-0から継投に入ったところでわずかなほころびが出てしまった。私はバファローズ推しだがホークスも嫌いじゃないから、なんとなく喜んでいいやら哀しいやら複雑な気分である。

正直言って、バファローズが連覇するなんて思っていなかった。今日のオーダーを見ても分かるとおり、オフェンスに決定的に火力が足らないし、1点取ったらOKというほどの強力な投手陣がいるわけでもない。それでも勝てたのは、今のパシフィックのチームが全体的に過渡期にあるからではないか。ホークス然り、ライオンズ然り。その意味ではファイターズなどもっともドライな形でそれに対する方策を表現しただけなのかもしれない。だから、連覇したからといって即バファローズ黄金期というのは違うと思う。今オフの補強をサボったらあっという間にテールエンドに落ちることは請け合いだ。いや、ここのオーナーはそれを企んでいるのではないかと思うことさえある。

ところでカープだが、今朝佐々岡の辞任が大々的に報じられたことはいうまでもない。はっきり言って遅きに失したともいうべきなのであるが、それについては後日書くこととしたい。問題は今日のゲームである。佐々岡のやった野球は、もはや狂気といってよいと思う。結論から言うと、彼は最後まで自らの取った作戦の正当性に拘ったのである。だから今日はまったく無内容な敗北をした。今日は15時50分からしか映像は見られなかったのだが、まったくどうでもいいことだったし、見なけりゃよかったとさえ思うほどだ。

だから、なにも書くことはない。すべては明日以降に書くであろう佐々岡監督の罪状と被るのである。だいたいこの期に及んで選手の入れ替えが藤井黎來しかなかったこと自体おかしいと言うべきだ。まさか今日のウェスタンの試合のほうが重要とでも思ったわけではあるまい。もっとも、今日のウェスタンは6-1で快勝した。やはり佐々岡辞任が明白になったことの効果があったのかもしれない。

それにしても、最終戦を前に大本営報道班である中国新聞の1面に記事を打たせ、スポーツ面で佐々岡体制の反省記事とまで取れるものを載せたというのは、異例である。球団当局をしてももうこれ以上佐々岡では持たないとみた証左だろう。それでも今日の中継では、RCCラジオはこれを黙殺したし、広テレに至っては「一部報道では」という留保付きで言及したというところに、この組織の不健全さを見なければならない。まあ建前上本人の口から辞任を発表させるということにしたかったのだろうが、スタジアムのしらけきった空気を暖めるには及ばなかったようだ。

きっと球団当局者はこの期に及んでもなおOBに拘るんだろうが、一部もの知らぬお花畑たちが吹聴する東出なんて論外だし、緒方や野村の再登板もできれば御免蒙りたい。まあ、これについてはおいおい書いていくつもりだ。ひと言だけ言うと、3年前の今と同様、カープを勝たせることのできる指揮官が必要であって、それ以上でも以下でもない。

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釣瓶落としの夜に呟く。

すっかり、陽が落ちるのも暗くなるのも早くなった。今日は昼はかなり暑かったが、着実に秋になっているということだろう。今日は神無月朔日。だからといってなにもすることはなく、久々にナイター以外を聞いたRCCの特番で、煙石博元アナと木下和恵元アナの絶妙の掛け合いを久々に聴いてぼんやりしていたら、余計なことをする気がなくなった。

私は何でも昔の方がいいという復古主義者ではないし、昔と今とどちらがよいかと言えば断然今の方がいいのである。しかし、私も齢が知命を越えると、心身ともに衰えを感じ始めているのであって、あの頃に戻れれば、いやもう少し若ければ何でもできたのにと思うことも多々ある。それを言っても詮無い話ではあるけれども。

そういえば昨日は当代三遊亭圓楽師匠、今日はアントニオ猪木と、まさに自分が子どもの頃から見ている人の訃報が流れた。昭和も遠くなったというか、自分も年を取ったのだと思う。特に圓楽師は楽太郎のときに先代圓楽師匠との入れ替わりで笑点メンバーになった頃を見ているから、なおさらだ。

プロレスというスポーツは、今でこそコアファンの見るものになってしまったが、昔は確かにお茶の間娯楽だった時代があった。アントニオ猪木の率いる新日本プロレスは間違いなくテレ朝の金曜20時のキラーコンテンツだったのである。ただ、衰えるのも早かった。平成に入ってからはプライムタイムから外れた記憶がある。さらにその十数年あとを、プロ野球も追っている気がする。プロ野球中継が19時から21時の地上波でお茶の間に流れていた時代があったことを知らないファンも多くなっただろう。

それを逆手にとって球界を支配しようと企んだのが渡邊恒雄であり、宮内義彦である。実際、その企みは九分九厘うまく行きかけた。そうなっていたら、間違いなくプロ野球は本当にごく一部のファンのコアスポーツになっていただろう。もう渡邊恒雄はきっと意思能力がないだろうが、宮内はそうなっても自分の支配下に置きたいと思っているから始末に負えない。本当に消えてなくなってしまえ。

いや、その意味ではもっと悪質な経営者がいる。昭和の時代の仕組みでヒロシマ球界を仕切っている松田元こそもっとも弾劾されなければならない。その罪状を挙げたら冒頭手続だけで3日はかかるだろう。佐々岡などという盆暗が3年も監督やってカープをボロボロにしたのも、元を正せばこいつのイニシアティヴなんだから。

明日は最終戦。佐々岡辞任発表がなかったら、次の照準は、こいつだ。

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さあ佐々岡くん、潔く辞任しよう。

最後は、いかに現状のカープの野球がダメかというところを存分に見せつけて、敗北した。ある意味これでよかったのではないかと思う。カープはいかに救いようがないかというところをもの知らぬファンに示す必要性もあったのではないかと、考えることにしよう。

ほんとうにね、なにが「つなぐ野球」なんだか。こんなの劣化型広商野球でしかないよ。いや、本家の広商が既にそんな野球を放棄して打ち勝つ野球にシフトしているのにね。だいたい、長打力もなくて機動力も使えないようないチームなんて、相手チームから見てなにが怖いもんか。そのくらいの想像力もない向きが多いのが、いやだよね。

はっきり言う。佐々岡が監督なんかやってたら、今にチームは焼け野原になる。3年監督やって何一つ自ら育てたというレガシィを持たない時点で、もうアウトだろう。いや、過去2年、いやというほど結果を持ってダメ出しをされ、とにかく変わらなきゃいけないというところを見せつけられているのに、それができないという時点で、もうだめだ。佐々岡なんて根本的に指揮官に向かないのである。敢えて言葉優しく評価すれば、無能、その一言に尽きる。

本当ならここから佐々岡の罪状を並べ、証拠調べのち論告求刑くらいしたいところだが、長くなるのでやめておく。

もちろん、佐々岡の責任だけをつるし上げたところでなにも始まらないというのは、何度も言っているところである。佐々岡なんて哀れなピエロに過ぎない。この不幸な佐々岡の治世の3年間を演出してきた最大の下手人は、もちろん松田元である。カープの松田家支配、これこそ真に打倒すべき対象である。

ほんとうにね、自分が元気だったら、そしてコロナ禍がなけりゃ日曜日の試合は現地に乗り込んで徹底的に野次り倒すか、しかるべき抗議行動をしたいところだよ。まあ、今はそんな金と時間と気力の無駄になるようなことはしたくないし、するつもりもない。

それにしても、佐々岡の罪は重い。彼の最大の罪は出来もしない監督を受諾して3年間も居座ったことなのであるが、ほんとうに今日辞任を発表したら罪一等減じてもいいんだけれどもね。まあ、死罪が遠島になるくらいではあるけれどもね。

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分かりやすすぎるよ、高津くん。

最後はもう、嗤うしかなかった。だって、昨日一昨日の神宮ではついぞ見せなかった「勝利に対する執念」をスワローズが存分に見せたのだから。よほどタイガースに勝たせたい理由があったんだね、あんな無気力野球をやってまで。こんな状況じゃ、totoやBIGのような「野球くじ」の導入なんて夢のまた夢だ。こんなに公然と八百長やられたんじゃね。

それはさておき、今日もまた一方で存分に発揮されたのは佐々岡の莫迦さ加減である。しつこいようだけれども、この非常時に、決戦態勢を引かなければいけないときに、使えないような選手を出したら勝てるものも勝てない。敢えて名指しすれば、松山、會澤。引退しろとは言わないが当分出てこないで欲しい。その献身性のかけらもないプレイはチームにとって害毒だし、ファンのフラストレイションを貯めるだけだ。

もうひとつ言えば、私は今日の公示を見て唖然とした。秋山はともかく三好を昇格させたことである。これは有り得ない。確かに小園にアクシデントがあり、羽月が故障、菊池もコンディションが万全でないとはいえ、正直言って守備固めを補充したって何の意味もないのだ。今一番必要なものは、とにかく火力である。打力の強い選手である。こういうところが佐々岡は人遣いのセンスがないのである。

これで、もはやカープは崖っぷちに立たされた。しかし、まだ首の皮半枚残っているのは事実だ。残っている以上は戦わねばならない。しかし、戦えという言葉を今の赤ヘル戦士にかけることも憚られる。だってね、どんなに頑張っても佐々岡がスポイルするという賽の河原状態なのだからね。こんなのを名称だと呼んで崇め奉ろうとした莫迦ども、死ねばいいのに。

赤ヘル戦士は、よく頑張った。それは間違いのないことだ。ただ、ごく少数高い給料だけもらって戦えない選手がいたことは事実である。そこは今年のオフに厳しく追及し、場合によっては年俸または進退で責任を取ってもらわなければいけないだろう。正直、今の選手は半分くらい入れ替わらないと勝てないとさえ思っている。残り2試合は、その見極めでいいと思う。

それよりなにより、佐々岡。当然今日辞表を出さないと嘘だろう。はっきり言って佐々岡のせいで負けたことを満座の前でさらしたのである。恥ずかしくて明日は人前に出られないんじゃないかね、「人柄の佐々岡」なら。

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明日こんなチームぶっ飛ばしてしまえ。

いや、酷い。実に酷い試合だった。21世紀も二十余年が経過し、令和も4年になろうかとする今日、こんな見え見えの無気力野球を見せられるとは思いもしなかった。どうやら明治神宮野球場だけ、時が止まっているんじゃないかと思う。

とにかく、高津もしょせんその程度の俗物であるということだ。いや、さすがはスワローズの伝統芸をよく継承して、転び方も非常にうまい。いや、高津が薫陶を受けたのはおそらく野村克也だろうが、彼こそまさに負け方のプロである。そういう側面もよく継承したんだろうなとさえ思うのである。

要するに、やっぱりスワローズも人気チームのお零れで生きている球団ということだろう。私は最初からスワローズが必死になってタイガースにかかっていくわけがないと思ってみていたが、その予想と寸分違わぬ回答を見せられたらそれはそれで腹立たしい。

もっとも、カープにとってはそんなの関係ねえである。カープが残り試合3連勝したらタイガースのCS進出は断たれるのだ。その意味では今はタイガースに糠喜びさせている段階ともいえるのだ。そして最初2試合はホームでのスワローズ戦。ちょうどいい、というか上等じゃねえか。徹底的にたたきのめせばいいのである。きっと明日からはスワローズは本気モードで来るから、そこを叩けるくらいじゃないとCSに出ても参加賞しかもらえないようなものだ。

ただ、カープにとっての最大の敵はスワローズより佐々岡だ。佐々岡なんぞで総力戦が戦えるわけがない。今日のWEB記事で、なにがなんでも最終戦は大瀬良を先発で立てる、それが「人情派」佐々岡の野球だというのがあったが、もうばかばかしくて涙がちょちょ切れる。だから佐々岡じゃ勝てねえんだよ、バーカというのが精一杯の優しい言葉である。

何度も言うが、総力戦というのは昔の名前や逆に短銃しか使えないような幼年兵や、ましてやカトンボになった老兵をつぎ込むものではない。最新鋭兵器を持った気力充実の精鋭兵を畳み込んで投入しないといけないのだ。それができない佐々岡は、まあ昭和50年代の近代野球ですら勝てないだろうし、ましてや現代野球について行けるはずがない。要するに勝ちたければ真っ先に忌避しなければならぬピースなのだ。

現時点で、10月2日に順位がどうフィックスするかは分からない。しかし、仮に3位浮上、CS進出という結果になっても、佐々岡だけは絶対に許してはならない。常勝赤ヘルへの道は、佐々岡解任からしか始まらないのである。しかし、この球団当局者はおそらくそれをやらない。きっとコロナ禍がどうたらこうたらと言って免責するだろう。

これもまた何度も私が繰り返したことだが、佐々岡真司など本当の敵ではない。本丸はひとつ、代表取締役社長だ。そのお印を戴くまでは、ファイティングポーズを緩めてはならない。

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