【文春砲破裂】羽月隆太郎以前から蔓延を知っていた!「ハジメ神権帝国」のエトミデート疑獄隠蔽と松田元一族支配解体論

スポーツ

試合のない静寂を破り、球団の根底を揺るがす地鳴りが響き渡った。件の薬物売人の電撃的な即日判決と、狙い澄ましたかのように放たれた週刊文春のスクープ。そこにあったのは、単なる選手の不祥事を遥かに超えた、「ハジメ神権帝国」の異様な閉鎖性と球団ぐるみの暗部であった。
羽月隆太郎逮捕の前からエトミデートの蔓延を知りながら隠蔽を決め込んできた経営陣の罪は、もはや誤魔化しが利かない。沈黙によってチェックメイトを迎えたマツダ商店の断末魔と、松田一族支配を解体せざるを得ないプロ野球界の危機を、一気呵成に切り刻む。

即日結審の裏と週刊文春が放った周到な一撃

試合のない日ではあったが、球団の根幹を揺るがす極めて重大な動きがあった。すでに予見していた通り、件の売人の第1回公判が行われ、即日結審・判決宣告まで進んだという。羽月隆太郎の時といい実に手回しが良いが、裁判所としても警備や手間の増える事件の期日を何度も重ねたくなかっただけだろう。法廷で売人が「おいしい話」を一切口にしなかったのも当然だ。反社繋がりの人間として「口が裂けても言わないのが仁義」という暗黙の了解を突き通したに過ぎない。

だからこそ、これできれいさっぱり幕引きなどと考えるのは浅はか極まりない。広島県警が二の矢、三の矢を抱えていると見るのが正当であり、近いうちに第三次一斉捜査があるはずだ。その刃がどこまで及ぶかによって、カープ球団、いや「マツダ商店」の運命は決まる。とどめを刺す一打が遠からず叩き込まれるのではないか。

そして今日という日を狙い澄まし、週刊文春が動いた。件の売人の判決が終わったであろう正午に合わせて記事を打ち込む周到さである。物知らぬファンは羽月への「根性焼き」に菊池涼介が関与していたという記述に目を奪われるかもしれないが、そこには何の新奇性もない。菊池の関与など誰もが察していたことだし、ここ最近の彼の精彩を欠くプレイを見れば、文春の影に怯えていたことくらい容易に推測がつく。

「ハジメ神権帝国」の異様さと隠蔽工作の暴露

今回の文春記事における本当の焦点は別の場所にある。ひとつは、私がかねてより冷笑してきた「ハジメ神権帝国」こと「カープ村」の異常な閉鎖性と権力構造が公に晒されたことだ。地元の在広メディアは死んでも書けず、わずかな蜜月を欲しがるスポーツ紙にも触れられない領域へ、何の柵もない文春が踏み込んだ功績は大きい。惜しむらくは、この歪んだ支配体制を「人情派の名オーナー」などとありがたがってマンセーと祭り上げてきたカルト信者ファンの罪深さにまで言及してくれれば完璧だったという点くらいだ。

もうひとつの焦点は、羽月の逮捕・勾留より遥か前の段階で、カープ球団がエトミデートの蔓延を把握していたという事実が暴露されたことだ。一部のファンが信じ込みたがっている「売人と羽月個人の問題」などではなく、球団内部に薬物が広く蔓延していたという構図である。そうであるならば問題の質は根底から変わる。誰が手を出したか以上に、「球団が見て見ぬ振りを決め込み、隠蔽を図った」という組織ぐるみの罪の方が遥かに重い。

私も独自にいくつかの情報に接してはいるが、確度の問題もあり軽々しくは書けない。しかし、もしそれが事実であれば球団が根底からひっくり返るほどの破壊力を孕んでいることだけは言及しておく。少なくとも今回の報道により、「羽月の一件で初めて知った」という球団側の弁明が真っ赤な大嘘であったことは完全に証明された。さて、ここからどう動くつもりなのか。

沈黙は「チェックメイト」の証。松田一族支配への鉄槌

カープ球団のためにあえて進言しておくが、ここでの沈黙は最悪の悪手だ。これだけの証拠を突きつけられながら黙り込むのは、事実上「認めました」と宣言しているに等しい。リスク管理の観点からも、具体的な主張や反論があるならそれを裏付ける証拠を出さなければ勝てるわけがないのだ。新たな証拠も出せずダンマリを決め込む姿は、すでにチェックメイトを掛けられていると自白しているようなものである。

本来であれば、最初に羽月の問題が発覚した時点で、痛みを伴ってでも自ら徹底的な調査を行い、膿を出し切るべきだった。開幕まで2ヶ月あったのだから、現場だけの問題で済んでいたならば、他球団に頭を下げて選手を融通してもらいながらでもシーズンを凌げたはずだ。それをしなかったのは、球団自身がどうしても隠さなければならない巨大な闇を抱えていたからに他ならない。その誤魔化しがついに破綻したのだ。

悲惨なのは明日からの試合に残される、一切連座していない潔白な選手たちだ。一部の不心得者のせいで白い目で見られるばかりか、明らかにクロないし濃厚なグレーの選手を試合に出し続けてきた球団のせいで「試合に出ているから潔白」という証明すらされない。モチベーションなどどん底まで落ちていて当然だ。そう思えば、FA権を持つ坂倉将吾のやる気のないプレイを責める気など到底起きない。

いや、今シーズンの残り試合などどうでもいい。最大の問題は間近に迫るドラフト会議だ。ここまで醜聞と隠蔽体質が曝け出された中で、どの面下げて出席するのか。指名された選手が入団を拒否したとしても誰も責められまい。今の球団経営陣がのうのうと居座り続ける限り、この世の終わりのような惨状は続く。これを打破するには、我々ファンの手で松田一族による同族支配に鉄槌を下し、解体へ追い込む以外に道はない。

最後に現場に目を向ければ、強制捜査が入った矢野雅哉や前川誠太、売人との写真が出回った小園海斗や田村俊介にとどまらず、一軍で顔を並べる主力の然るべき数がこの薬物疑獄に足を取られていることは間違いなさそうだ。警察の手入れによって引きずり出される前に、自ら名乗り出て全てを告白する骨のある選手は一人もいないのだろうか。

不祥事を隠し通せると高を括り、身内の甘やかしと保身に走ったツケは、あまりにも大きな代償となって球団を破滅へ追い込んでいる。清廉潔白な選手たちのモチベーションを砕き、ドラフト会議の指名権すら無価値にしかねない現状は、まさに松田家同族経営が招いた必然の帰結だ。
警察の手入れを怯えながら待つのか、それとも自ら膿を出し切る気概を見せるのか。「カープ村」の住人たちがどのような無様を晒そうとも、組織の解体と倫理の再生が果たされるまで、私はこの手で告発の言葉を紡ぎ続けていく。

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