やっぱり新井センスなさすぎ。

残念ながら、終盤の段階で勝負は見えていた。松本がどうこうではない。彼はむしろ被害者だ。どうせなら1球敗戦という珍記録でも残ればよかったのにと思うくらいであって、責任を背負い込む必要はない。今日の敗因は、昨日に続いて新井のナンセンスな選手起用にある。

なんと言っても、追いつかれたものの森下が6回は3人で切って落とした直後の7回表。はっきり言って、勝負をかけなければいけなかった。しかし、會澤そのままではぁ？となったし、代打は韮澤でまたはぁ？となった。あり得ない。結局3者連続三振。これが致命的に流れを変えたと言っていい。ここは坂倉、松山の並べ詰めで良かったところだ。

そりゃ結果どうだったかはわからない。しかし、ここで勝負をかけるというメッセージが選手に伝わると、少しは変わった可能性もあると思う。そして新井は9回二死無走者の時点で切った代打が田中。これもはぁ？としか言えない。アホか、新井は。勝負眼がこんなにないとは思わなかった。

これでわかることは、新井は選手を決して公平には見ていないということである。結局、三連覇の残り滓組と当局の推しが重用されているだけだ。韮澤はどうだって？あれはね、ハジメの新しいおもちゃだよ。小園の走攻守の能力に対抗できるのが矢野の肩（守りはまだまだ）しかない現状、昨日の韮澤の2安打と攻守は希望の星なのである。事実、今日の中国新聞「球炎」のべた褒めぶりは失笑ものだった。

そう考えると、今日の敗北は悲劇でもなんでもなく、しつこく言うようだが親愛なるKarlの言うところの「みすぼらしい笑劇」に如かず、である。あり得ない選手起用をして転んだのは、昨日と同じだ。え？じゃあなんで今日野間が使われなかったのかって？そりゃあ昨日の今日で野間を使うような指揮官がいたら豆腐の角に頭をぶつけて死んだほうがよい。

私は新井というのは解説を聞いていたらもう少しものがわかるかと思っていたのだが、やっぱり実際の采配は全くだめだ。新井はともかく、参謀の藤井は何を思っているのか聞いてみたい。きっと何やってんだバーカと思っていると信じたい。本当に、カープが強くなるためには、新井の無力化しかなさそうだ。采配の実権は藤井が握っているくらいがよいのかもしれない。

明日からはホームでのタイガース戦だが、もう期待しない。しかし、これが終わると、次のホームゲームは5月23日。まさにチームにとどめを刺す死のロードになりかねないのだ。下手したら交流戦の前に今シーズン終わりになるよ。それでもいいの？ものらぬ自称カープファン諸君。

きっといいんだろうな。自分の推しだけ愛でているばチームはどうなろうといいんだろうな。こういうのがチームを滅ぼしてるんだよ。ちったあ気付け。