「痛みを伴う変化」なるものをぶち上げた新井だが、残念ながらそれは欺瞞であることが明らかとなった。要するに、新井は大嘘つき、と言って大袈裟なら所詮口先だけの男だと言うことである。要するに、新井が監督で明日はないということだ。
今日は遅まきながら第一次戦力外通告がなされた。しかし、名前が出たのは戸根、曽根、岡田と育成の坂田、藤井、新家である。正直、これは欺瞞だと思わなければならない。これで痛みを伴う変革なんて、冗談にもほどがある。これは単なる新陳代謝だ。
先日指摘したとおり、今のカープの問題点は戦力として計算できない選手に対し高い給料で処遇しているところだ。なので、戦力外通告をするならその点を加味しなければいけまい。いきなり全員というのは難しいかもしれないが、「痛みを伴う変化」というなら、ありうべきことなのだ。
しかし、球団当局はその点を見事にスルーした。いや、それだけアンタッチャブルな要素が強いということか。まあ、なにかと調整が難しいと言うことで善解はしたいが、それにしてもなんだかなあと思う。これでは、変化なんて望みようもない。
唯一正当化できるとしたら、トレードの玉で考えているということである。1974年オフに安仁屋、渋谷、上垣内をトレードに出したような大変革をするのなら、分かる。しかし、今の年俸だけ高い戦力外対象者に、それだけの価値ありやとも思う。
結局、やる気ないんだろうなということだろう。いや、やりたくてもやれないというべきか。やはり、年俸が不自然に高い選手は須らく球団当局者の息がかかっていて、下手に扱うと目をかけている筋からの反発があると言いって差し支えあるまい。
しかし、若手選手などその動きの遅さにすっかりしらけきっているのではないか。現に、フェニックスリーグは連敗スタート、特に昨日は独立リーグ連合に惨敗した。カープの球団内部で何があるかは分からないが、モチベーションを上げない何かがあることは、想像に難くない。
やっぱ、新井は改革者とは程遠い「諸国民の王」だということがよくわかる。結局は、Ancien régimeの方とお友達なのだ。いくら口先だ変革だなんだといっても、行動が伴っていない以上はオオカミ少年以上でも以下でもない。
まあ、やれるもんならやってみな、新井くん。できないと思うけど。
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コメント
だいたい
松田個人商店のもと
「痛みを伴う改革」なんか出来る訳ない
以前、金本氏が言ってた
「FAした時の新井が泣いてたのあれ嘘泣きです」って
管理人さんの言われるように
彼は大嘘つきです