朦朧とした思考回路の中で

今日は、車を飛ばして（運転は家人だが）娘のところに行き、そのついでに明石の名店「トラットリア　ピッツエリア　チーロ」でランチを食した。そこで久しぶりに昼酒を飲んだものだから、帰りの車の中ですっかり酔ってしまった。今日の試合は最初の方は文字列で、そして中盤からはJSPORTSオンデマンドで見ていたが、上記の事情からあまりしっかり感想を述べる態勢ではない。

正直な感想を述べるならば、こんなに苦労せんといかんかというくらいである。序盤を見ていたらまた今日もスコアレスで終わるのではないかと思ってしまったくらいである。それでも末包のホームランは見事だった（これは見逃し配信で見た）。ところが、その後が続かないというまさに昨日の試合の裏返し。9回表の矢野のタイムリーで逆に試合が動くのではないかとさえ思ってしまった。その悪い予感は、当たってしまったことになる。

栗林だっていい日もあれば悪い日もあるから、連続四球を出したことは責められない。事実、大崩れをすることはなかった。矢野のワイルドスローも、一連の流れの中だからそんなこともあると言えばいいくらいのことだろうか。幸いに得点差は3点だった。まあ、もっとチームを締めるきっかけになればと思う。おかげで酔いも覚めたのだが。

それにしても、今のドラゴンズ戦はこんな試合にならざるを得ないのだろうか。昨日も今日も先にパンチを浴びせた方の判定勝ちのようなものだ。野球の試合としてどうかは別として、プロスポーツの試合としてはやっぱり面白くない。ドラゴンズはそういう野球を志向しているから仕方ないのかもしれないが、他球団までそれに付き合う必要はないのではないかと思う。

そう思うと、勝ったからいいじゃないかとは思えない自分がいる。興行として如何なものかという以前に、そんな野球ばかりやっていたらピッチャーが擦り切れてしまう。ドラゴンズだって、ライデルがいるから持っているようなものだ。それにチームの成績が追いついていっていないことを他山の石とする必要がある。

そう思えば、問題は明日だ。玉ちゃんが打たれました、松葉に抑えられました、負けましたではどうしようもない。このカード一度くらい、点を積み上げて勝ったというところを見せてほしい気がする。そしてそれは！ドラゴンズがやられて嫌な野球であるのだから。