一陽来復、となればよいが。

スポーツ

今日はいうまでもなく冬至である。柚子湯に南瓜というのは全国ネットだろうが、京都では「冬至の七運」といって、なんきん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)と「ん」が重なるものを食する、という。もちろん生粋の京都人でない私には無縁であり、さらに今日は仕事で遅くなってそれどころではなかった。まったく無粋だが、やむを得ない。

もちろん冬至というのは昼の長さが一番短い日であって、明日から少しずつ長くなるのである。まさに「一陽来復」を祈る日でもあって、なにかと重苦しいヒロシマ球界にも「一陽来復」を願いたいところである。しかし、なかなかそうもいかないのが辛いところだ。むしろ、鶴田浩二翁の歌うとおり「右も左も真っ暗闇」、のような感じがしてならない。

今のカープにとっての論点はいうまでもなく西川龍馬のFA補償をどうするかということである。今日の大本営発表では、過去のWEBニュースで使い古された内容を焼き直して乗せたような情けない内容が報じられていた。よほど、人的補償を取りたくないらしい。もちろん、それは絶対に許されないことなのだが、どうやらその方向で納得させようとしている節がうかがえる。また情けないことに頭の弱い自称ファンがそれに追従しようとしているようで、まったく莫迦莫迦しい。

本当はそういうところをプレスがガツガツ攻めなければいけないのだが、残念ながら在広プレスはハジメ翼賛機関だから、そんなことできよう訳もない。それどころか、先日はカープの応援団の総会などニュースで流していたから、もう絶望的である。なんでそんなものにニュースヴァリューがあるのか。アホかといいたいくらいだ。暴力団の「事始め」をニュースにしているのと変わらない。

そう思うと、本当に心が冷える。幸いに今朝の当地は雪が降らなかったので、昨晩の雪がうっすら積もったくらいですんだが、身も心も冷えるとはこのことだろう。下らぬ仕事で遅くなった今日は、残っていた日本酒を飲みきってしまった。もともと家飲みなどしないのだが、飲まないとやってられるかという気分なのである。アル中になる人の気分が、少しだけ分かるような気がする。

とはいえ、酒浸りになどなっていられない。弥が上にも年末年始はやってくる。営業日ベースであと4日我慢したら、とりあえず現実逃避が出来る。そして弊ブログの年忘れ企画を練らなければならない。さらに今年は久しぶりに、紅白歌合戦をやっている時間に年の終わりの御挨拶をするかと企んでいる。紅白歌合戦はきっとつまらないものになるだろうけどね。小林幸子ももう出ないし。

なんといっても明日明後日はCHRISTMAS HOLIDAYと言っていい。夫婦二人だけになった我が家でもそれなりに何かやる、かもしれない。いや、その前に年賀状の準備しなくちゃな。来年こそは、というひとつの所信表明になるのである。とはいえ、本業の現状に対する愚痴ばかりになっている自分がいる。これではいけないので、今回こそは生産的なことを書いてみたいという気がする。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    カープの最大の課題は、レギュラーのパワーヒッター不在。これと同等の課題は、マトモな捕手不在。何度も言うが、捕手の拙劣なインサイドワークは致命的や。扇の要がヘボで日本一になったチームはない。
    そもそもインサイドワークとは。
    ①配球やリード
    ②適切な間合いの取り方
    ③相手の戦略を読む
    ④試合の流れを読む
    ひとことで表すと「頭脳プレイ」のことを指す。

    坂倉:インサイドワーク✖、肩の強さ✖、捕球✖、打力○
    會澤:インサイドワーク✖、肩の強さ✖、捕球△、打力✖
    磯村:インサイドワーク△、肩の強さ✖✖✖、捕球△、打力✖
    このポンコツトリオが1軍の捕手としてプレイしている限り、日本一になることは100%ない。

    人的補償は、若いパワーヒッター以外は✖
    来田涼斗、元謙太、太田椋の三択。
    間違っても、ベテランのチビ福田周平、西野真弘、小田裕也を獲ってはイケナイ。他、ベテラン大城滉二、山足達也、ナンセンス廣岡大志も✖

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