カープは決して弱くはない。

スポーツ

相変わらず昼間の殺人的酷暑は堪えるが、夜の帳が下りるのは確実に早くなってきている。そんな中、昼間は今さらPCのWindows11へのヴァージョンアップという生産性のない仕事に忙殺され、しかもバグだらけで1日仕事になってしまった虚しさもあり、長湯をして何も考えずにぼんやりしていた。なので、非常に気分が良い。

のであるが、実は明日と明々後日の市民球場のチケットをいただいており、明日は久々に夫婦で観戦する。これでさあ今日も勝ったよまた勝った、赤ヘル音頭でヨヨイノヨイ状態ならよいのだが、現実はそうではない。しかも明日の相手予告先発は難敵アンソニー・ケイ。どうやって打つよ、点取るよ、まったく。

しかし、あまりにもタイガースが馬鹿勝ちしているせいで、なぜか2位の可能性すらあるという珍妙な状態になったいる。ならば勝負事だ。そりゃ勝ったほうがいいに決まっている。なので、少し景気づけをしてみたい。ちなみに今日は「題先」、風呂で思いついた題から書き荒めている。

しつこいようだが、おおかたのカープファンは「弱い」ということの本当の意味を知らない。私はカープの草創期は文字でしか知らないから、あの頃はどうたらとか語る権利はないが、昭和50年代から身売りするまでの南海ホークスというチームを見ているから、弱いということの肝はわかる。ほんとうに、勝てなくなると何もかも負のスパイラルに囚われてしまうのだ。

それを思うと、今のカープは弱いとは言わない。あれは強くあることを放棄しているのだ。言うまでもなく、強いチームを建設して維持するのは、大変な労力とコストがかかる。それを受け入れるか拒否するかだけの違いなのだ。そもそも、三連覇が途切れた2019年からの今年を含めて7年間、きちんとした努力をしたことがあったかい?

自分は徳の高いファンだと思い込んでいる向きの中には、弱いチームを応援するのが本当のファンと曰うのがいるが、あれは嘘だ、と言って言い過ぎなら前提を間違っている。たとえ勝てなくなっても、見放さずに勝てるよう発破をかけるといえなら正しい。しかし、こういうことを曰うカープファンは、実は勝つためにチームが戦うことを放棄しているのではないか。そのためにチームが弱くなったことの免罪符として使っているのではないか。

だから、ライトなファンが離れていっているのだ。負ける上に点もろくに入らず非力でチビが当て逃げするのを見せられるようなスポーツ興行なんて、誰が見たいと思うものか。これも何度も書いているところだが、プロスポーツ興行は一種の大衆芸能なんだから、客を喜ばせてなんぼなはずだ。ならばもっと分かりやすくお客さんを喜ばせようよ。点を取って勝つ。簡単じゃないか。

そうすると、「守り勝つ野球」なるものの欺瞞性も明らかだろう。打てないチームを作りたいから「守り勝つ」などというのである。打てるチームがいかに強いかというのは、緒方孝市が示したではないか。そして、打てないチームへ舵を切った者こそ、松田元だと言って過言ではない。タナキクマルの中で一番チームに貢献したであろう丸を冷遇したことで気が付かなければならない。いや、その後は打てる選手を徹底的に干し、非力なチビを処遇し続けている。本当にバカープファンは気がつかんのかと思う。

なぜハジメがそんなことをするか。言うまでもなく、自分の私腹を肥やすためである。三連覇のときは、何とかハジメにもチームを勝たせて商売をすることに気がついてくれればと思ってのだが、赤ヘルブームで金儲けをしたら、なら今度はチームにかかるコストを下げればもっと儲かると思ったのだろう。ハジメは所詮そんな男だ。

要するに何が言いたいかというと、今のカープは決して弱いと言ってはいけない。あれはハジメが私服を肥やすために、即ち利益独り占めのためのものなのである。そんなもの、要するに、打破しなければならないのだ。それに、やっぱりカープが勝つのを見るのって、楽しいよ。

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