負けろ、負けろ。徹底的に負けろ。

スポーツ

決して現状に悲観してやけを起こしたわけではない。割と真剣にそう思っている自分がいる。そもそも論として1月末ころにカープと真剣に向き合う気が失せてしまったと言うこともある。しかし、それだけではない。長くカープを見続けてきた者として、そして強いカープに魅了された者として、現状のカープのあり方は何から何まで気に食わないという面があるのかもしれない。

カープの現状は、いわば当たり前の目が出ているだけだ。オフェンスが弱体化したチームは勝てない。そういう例を私は多々見てきた。カープのあの「失われた二十余年」をもって暗黒時代というなら甘い。昭和50年代後半の南海ホークスなんて、気が遠くなるくらい弱かった。だからただ単に弱いと言うことだけであれば、十分な耐性がある。

しかし、そんな私でさえ、現状のカープはもはや処置なしだと思うに至っている。何が悪いと言って、まずファンが、特に我こそカープを愛していると思い込んでいるファンがいけない。弱いチームを愛する自分が愛おしいというつまらない歪んだ「推し活」に酔っている。それに引き籠もっているだけなら良いが。彼らはそれを他のファンに強要するのである。しかるに強いカープが見たいと言うだけのライトなファンは離れていく。

続いていけないのは、今の選手、特に主力級の選手だ。目が死んでるぞ。戦う男の顔じゃないぞ。申し訳ないが私だって30年以上宮仕えをしているから。覇気のない表情というのはすぐ分かる。戦えない者がそれ相応の結果出せるほど、プロフェッショナルは甘くない。二リーグ分立後1位と2位しかなかったという南海ホークスも、最末期は鶴岡親分が仕事を投げてしまい、選手の覇気も失われたらしい(国貞泰汎翁の談)。それが後の崩壊に繋がったと言えるのだ。

それを打破するにはどうすればよいか。もはや目先の白星なんて麻薬でしかない。徹底的に負けて負けて負け続けることこそ、現状打破の処方箋ではないかと思っている。その先は崩壊じゃないかって?そのとおり。崩壊あるのみだ。我々にとっては認めがたいことだが、岩盤支持層が理解できないのだから、崩壊を座視するしかないではないか。

どうしてもそれを止めるにはどうしたらよいだろうか。今日到来したこの本のサブタイトルのとおり、「正しさは伝わらない、楽しいことはうつる」のだろう。いかに正論を唱えたとて、岩盤支持層の宗教的熱情は消えることはないだろう。いかに「楽しいこと」のムーブメントを起こせるかにかかってくる。しかし、現状のカープを見て「楽しいこと」なんてひとつもない。あえて言えば、カープのリコンストラクションを見つめることくらいだろうか。

ちなみにファームは、タイガースに連勝てカード勝ち越した。特に昨日は22安打19点の絨毯爆撃である。しかも打った相手はタイガース期待の今朝丸裕喜である。2失策が絡んだので10失点も自責点1という椿事ではあったが、それはさておき打率がほとんどが2割そこそこという低空飛行だったファームの選手の打率も、徐々に上がってきつつある。昨日6打数4安打7打点だったラミレスを支配下に置いたら化けてくれないかな。2017年のシャビみたいに。

そう思うと、何か逆背鉄的めくが現状のカープが崩壊することが良いことのようなきもしてくる。あれだけ打てなくても点を取れなくてもオフェンスを強化しなかったカープという組織が悪いのだ。いわば自業自得である。それなのにいまだに「投手を中心に守り勝つ野球」なる者を唱道して自滅への道を進めようとする向きもいる。ならば壊れちまえ。そのために負けて負けて負けまくれ。それで悔しかったら勝ってみろ。勝利こそ正義なのだから。

最後に、戯れ歌一種。

「根本つき ルーツがこねし 古葉野球 ハジメ食わずに やがて腐りぬ」(詠人不知)

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