今日もまた、ホームであるはずの市民球場で相手チームのチャンステーマのみが鳴り響いた。スコアこそ1-7だが、内容は0-15にも匹敵するくらいの酷さだ。そこで見せつけられたのは、圧倒的な打力の差だ。そんなのわかりきっていたのだが、それを理解しようとしない向きのためにしつこいくらい教えてくれたといえばいいのか。
ただ、奨成は素晴らしかった。完全に結果に内容が伴っている。平川も良かったが、やはり1回裏のチャンスで打てるようにならないとダメだ。本当にその一打席で試合の流れが変わったかもしれないのであるから。今はまだ一生懸命な段階だろうし、それでうまくいっている面もあるだろう。ただ、もうワンステージ上がるためには、そこが論点になるだろう。
佐々木泰についていうなら、新井が腹くくって心中するつもりならばそれでも良いだろう。ただ、新井がそうだったように、結果が出なかったときのサポートをしないと、壊れてしまうおそれもある。今日もチャンスに長打の一本も出れば試合の流れが変わったかもしれないのだ。そういう責任をも背負わなければならないのは大変なことだと思う。そしてそれを背負うほどのバックボーンもまだない。それに、なんとなくメンタルが弱そうなのも気になる。
あとは、特に言うことなし。悪い意味で。これじゃ今年もタイガースには惨殺されるだろう。なんせ相手にはまだ坂本誠志郎も佐藤輝明も森下翔太もいないのだ。飛車角落ちの相手にこの程度の野球しか出来ないのが現実と言うことである。要するに、明日はない。今の戦力からカープは追加どころか、下手したらマイナスになる可能性すらあるのだから。エトミデート疑惑を清算しないと。
むしろ、育成として登録されたばかりのデベルソン・アリアは悪くない。うまくいけばフランスアのようになれるかもしれない。まだまだ荒削りもいいところだが、いい球を投げる。磨けば磨くほど面白そうだ。しばらくはブルペン要員としておいておけば、うまくいけば開幕支配下入りもありうるかもしれないと思っている。どうせ1枠空いたしね。もっと空いたりして。
そのアリアとともに、野間峻祥、大盛穂がひっそりと入っていたらしい。しかし、出番がないというのが今彼らの置かれている立場を雄弁に物語っているだろう。もはや奨成と平川のいないオーダーは考えづらい。死にかけていた秋山も長打を打った。これで枠が埋まってしまう、むしろ、彼らを試すのはファビアンがやばいからなのではないか。なんか典型的な”Sophomore slump”の匂いを感じる。1回裏の併殺打なんて、悲しいくらいの酷い内容だったからね。
明日も試合があるそうだが、また見せるに値しない試合になるだろう。何度も言うがオープン戦だって木戸銭取る興行だ。それでこの内容は不誠実極まりない。特にホームでの3試合の内容が段違いで酷い。アウェイ戦はそれなりの野球をやっているにもかかわらずである。やっぱり、何かあるのではないかと思ってしまう。どうもプレイぶりから熱意というものを感じないのだ。
そんなカープと比較してはいけないが、今日のサンフレッチェは素晴らしかった。水曜日の悔しい勝利から中二日、気持ちが切れていてもおかしくないだろうが、結果は完勝である。こちらは木戸銭を取るに値する試合ぶりだった。今日は地上波ローカルの中継もあったのだが、こういう誠実な試合を見せてくれるからDAZNの契約は切れない。
もちろん、まだまだサンフレッチェにも課題はある。シュートの決定力はまだまだだし、今日くらい押し込んでいたらもっと点が入っても良かった。それに、ガンバが自分のスタイルを貫いてくれたから割と自由にサッカーが出来たという面もある。弱いチームのように恥も外聞もなくミラーゲームをされたら、果たしてどうだったか。
今日の試合は新井直人のゴラッソに注目が集まるかもしれない。しかし強調しておきたいのは、明らかにプレイヤー全員のベクトルが前だったことだ。水曜日の試合の反省点は、なんとなく横パスとかバックパスが多かった点だろう。それは自ら得点の可能性を積んでいたかのように見えた、相手だって守りやすい。しかし、今日はとにかく前へ前へだった。その上でしっかりリスク管理も出来ていた。こういうサッカーは、やはり見ていて楽しい。
幸か不幸かサンフレッチェは百年構想リーグに専念できることとなった。ただし、この後アウェイ3連戦が控えている。しかも中3日、中4日と日程もタイトだ。トルガイや東俊輝、越道草太など別メニュー調整中の選手もいるし、佐々木翔もまだ万全ではないようだ。その中でどうやってやりくりしていくか、Gaulの力量の見せ所だろう。
奇しくも3月アウェイ3連戦の最終戦はヴィッセル相手、すなわちSkibbeを相手にすることとなる。なんとなくだが、Skibbeはヴィッセルのようなチームが向いてそうな気がするし、Gaulはある意味サンフレッチェ向きなのかもしれないと思うのだが、どうなるかは神のみぞ知る、というところだろうか。
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