理屈にならない言説が罷り通る世の中で

スポーツ

HATSUKI CASEは、そろそろニュースヴァリューがなくなりつつあるだろうと思っていた。さすがにもう検索しても同じようなニュースの繰り返しではある。しかし、一部メディアが毛色の変わる記事を挙げつつある。しかし、書くのはよいのだが、少しは考えて書こうよねというツッコミを入れたくなるような記事も散見される。それを明後日の方向に取り上げて妙にねじ曲げる向きもいるから困ったものだ。

さる記事では、薬機法の施用罪が覚醒剤や麻向法の使用罪より軽いことに目を付けたらしい。それで、釈放される、あるいは起訴されない可能性があるのではないかという軽い見立てをしていた。それに乗っかっている哀れなファンタジーカープファンも多いようだ。しかし、これはとんでもない誤りだ。刑事手続のなんたるかも知らない莫迦は軽々ししゃべるなと言いたいくらいの有害な言説である。

身柄を取られるか否か、公判になるか否かは、罪の軽重で決するものではない。酒気帯び運転や無免許運転でも勾留中で起訴される可能性だってある。軽犯罪法違反で求公判される例もある。それに、3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金(情状により併科)という施用罪は、決して軽い罪ではない。行政刑法としては重い部類に入る。そんなことも知らずにしゃあしゃあと語れる厚顔ぶりがうらやましいとさえ思う。

その記事の出元を見るに、ハジメが観測気球としてよく使う媒体である。これは記者の思いではなく、ハジメが書かせたものではないかという推測も立つところだ。仮に羽月に何かあっても処分が終われば戻してやってもいいよねと言いたいのだろう。事実それに乗っかかっている哀れなファンタジーカープファンもいるらしい。もの知らぬことの哀れさとはこのことか。

話は変わって、先日取り上げたWEB版FRIDAYである。これはまあよく書けているほうではあると思う。羽月が変わったのは結局師匠である菊地(記事上ではぼかされていたが)との確執にある、との見立てである。しかし、これも非常に誤導的である。確かに文章をよく読めば羽月の転落の詩集を示すエピソードにすぎない。でも、世の中の人にみんなそんな読解力があるわけではない。ないからこそおかしな言説が罷り通るのだ。況んや今のファンタジーカープファンにおいてや。

今のところ明るみに出ている事実からみれば、明らかに全責任は羽月にある。エトミデートの引き元を媒介した他の選手がいたというならまた別だが、それにしてもそれに溺れた羽月が一番悪い。少なくともプロスポーツ選手としてはあり得ない行為だから。少なくとも一発解雇は免れ得まい。それなのになぜみんな守ろうとするのだろうか。私には理解できない。

羽月を守ろうとしているのは、きっとそれが羽月だけではないとみんな思っているからだろう。他の選手にもきっと蔓延してるだろうねと言う疑念があるからに違いない。しかし、仮にもっとステージが上の主力選手が連座していたとしても、同じように扱うのが筋だ。それはみんな考えるにちがいない。だからこそ、羽月に厳しく当たれないのだろう。でも、それはきっと赤ヘルの栄光の歴史にみんなで泥を塗るのと同じだ。

WEB記事で言うなら、着々と包囲網を狭めているのはやはり文春だろう。Web版週刊文春ではかなり突っ込んで書いているようだ。まあ今はそんなに目新しい情報は出ていない。もしそれが出たときに、球団やらファンタジーカープファンやらはどのような反応をするのだろうか。ことに球団が事前にエトミデートの蔓延を知っていた事実を突きつけられたときに。またはエトミデートの蔓延が洒落にならない状況だったことが明るみに出たときに。

こんなことを言うとカープファンの総スカンを食らいそうだが、私はむしろそうなってしまえばいいと思っている。そうやって一度スクラップアンドビルドをしたほうが、カープにとってよいのではないか。そりゃ今年は壊滅的な敗北を喫するだろう。しかし、そこから出直さないと、もうカープという球団なんて誰も信じてくれない。なんでもカープが、いやハジメが正しいというカルト的岩盤支持層なんて、よそから莫迦にされてることに早く気がついた方がよい。

キャンプ休日だった今日は動きがないようだから、もし次の動きがあるとしたら本隊の沖縄移動のタイミングだろうか。あるいは、2月15日前後かもしれない。羽月が勾留されたのが1月29日。その後釈放されたとも起訴されたとも言われていないので、勾留が延長されたとして満期日が2月17日なのである。所持罪で再逮捕、勾留してそのタイミングで動かすのか、それとも施用罪で起訴してそれから動かすのかで、Xデーは変わってくる。

個人的にはこれ以上の波及効がないことを祈るのだが、残念ながらそうとは思えない。本当にWEB版FRIDAYが言うとおり羽月が球団内で一人浮き上がっていたのか、それともみんな仲良く手を染めていたのか。私は後者ではないかとしか思えないのだ。そう思うと、なぜか昨日のキャンプであえて名原と西川を呼んだことが引っかかる。そして盛んに小林結太が持ち上げられていたことも。彼らに頼らねばならないかもしれぬということかとも邪推してしまいたくなるのだ。

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