今日は、1週間ぶりに映像に接したのだが、すぐに切った。少なくともそれを見ている限り、勝利という二文字には遠そうだったし、端的に言うと銭の取れる野球じゃない、こちらが銭を払って惜しくない野球じゃなかったからである。文字列を追っていたらいたで、今度は睡魔に襲われて、肝心の9回は意識が朦朧としていた。なので、ヒロインになってもテレビを付けることなくそのまま寝てしまった。
結果3-2というスコアになったが、それで良かったかといわれたら違う気がする。今日の山崎伊織は出来が普通だったから、あれだけヒット打ったんだったらもっと点が取れてなきゃいけないだろう。でも、それが出来るくらいなら根本的に6連敗もしない。やっぱり今日は連敗するチームの野球に如かず、だったのである。
だから、結論は7連敗でもおかしくなかった。それがひっくり返ったのは、やっぱり火力だ。単打連ねて点にならなかった、そもそもワイルドピッチでしか点が取れなかったところ、1回と9回のソロホームラン2本で勝ったようなものだ。煙管勝ちとでもいいたいところである。もちろん髙太一の粘りのピッチングは評価しなければならないにせよ。
でも、勝ちは勝ちだ。というより、今のカープはよほどパーフェクトな内容で勝つか、よほど運に恵まれた内容で勝つかしないと、まず勝てないようになっていたのである。一昨日や昨日などまさに連敗中はかくやという負け方だった。そこから抜け出したことはよかったのかもしれないが、この勝利が何かを生むかといえば、きっと違う。要するに、ピッチャーをすり減らしてそのあいだに点が取れれば勝てるという白兵消耗戦とさして変わらないのだ。
恨み言ばかり言うようだが、ついでにもうひとついうと、ここまで何もかもうまくいかずに負け続けている割りには一二軍の入れ替えが9月3日以来ない。それも内田をいったん上げてすぐに落としたものなので、まともな戦略的な入れ替えがひと月以上ないのだ。これはまったくナンセンスだ。もちろんファームにそれにかなう選手がいるかといわれたら些か怪しいのだが、そこをうまく使っていかないと、ファームまで壊しかねないし、現に壊れている。
そのような状況だが、7連敗していたファームがひさびさに3連勝した。これもくふうハヤテベンチャーズ相手ではあるが、今日は久々に打線振るって勝った。しかし、この段ではカープはウェスタンでもくふうハヤテに抜かれて最下位に落ちる可能性が高い。ましてや二軍3地区制になったら、どうするつもりなのかね。
話が逸れた。最後に今日の良かったところをいうと、やはり1回の小園と9回の奨成のホームランに尽きてしまう、また小園と奨成というのがよい、バカープファンが一方的に嫌ったこの二人がその存在意義を強調したことは、至極当たり前のこととはいえ、何かの当てこすりのようにも見える。特に小園、低レベルとはいえ首位打者を手中のものとしつつあるが、矢野なんかを持て囃してその存在意義を否定していた連中は、今頃どう思ってるのかね。
明日は森翔平と柳裕也か。つまらん試合になりそうだ。サンフレッチェのホームパープルサンガ戦があるから、それが終わるまではチェックできないだろう。というより、明日は仕事が忙しいこと確定で、何時に帰れるかが目処が立たない。試合が終わるまでに帰れればよいがと思う。






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