ハジメが弊ブログなど読むほど暇人だとは思わないが、実は何らかの形でチェックしているのではないかと思うことは、時にある。今日なんかそうで、菊池と矢野を揶揄したらスターターで使ってきたのである。それはさておき、私はこのスターターを見た瞬間に映像や音声に接することをやめた。文字列も時々しか見ていない。
しかし、本当にカスだ。こんな試合勝てないようなチームは終わっている。申し訳ないが楽勝で勝てた試合だ。それをだめにしたのも、今日展開されたハジメ神権帝国的選手起用にほかならない。なんでオフェンスに貢献できなくなったロートルやもはや「映す価値なし」の人を使うかね。守備固めをスターターに2人も入れて勝てるくらいなら、6連敗もしない。
一番かわいそうなのは林だ。左打者の被打率が悪く、しかも球の速くない大竹相手ならうってつけと思っていたし、本人も思っていただろうが、蓋を開けてみたらこの狂気のディフェンシヴオーダーである。もはややってられないと思ったのではないか。
この連敗で分かったことは、これまで新井が狂信的に続けてきた用兵の敗北である。ならば、思い切って入れ替えれば良い。事実、今日のウェスタンの対バファローズ戦は京セラドーム大阪。しかも10時半から。甲子園とは阪神なんば線で一本だし、いくらでも呼べた。しかし、新井は結局「ハジメ的なるもの」に固執した。それが今日の敗北の原因だ。
頭の弱い脳内お花畑バカープファンは、また惜しかったから明日こそと思っているかもしれないが、論外の外である。今日のウノゼロ負けという結果は、タイガースが不出来だったからにすぎない。だいたいタイガースも不沈艦ではないから、どこかに穴はある。それが見え見えに現れたのに、新井がアホだからそこをつけなかっただけである。要するに、負けるべくして負けたことには変わりないのだ。
とにかく、このままではぶっちぎりの最下位だ。しかし、残り試合が多いということは、立ち直れる可能性もあるということだ。ただそのためには、現状をすべて叩き壊す覚悟が必要だ。それができなければ、今シーズンだけではなくて、向こう十数年暗黒時代を刻むことは受け合う。
今の一軍メンバーのうち、明白に使えないのは會澤と上本。申し訳ないが、松山や田中と一緒に来季構想外だ。まあまとめて明日から杉本商事バファローズスタジアムに送れば良い。もののついでに矢野もいらない。今彼に大事なのは死ぬ気で打てるようになることではないか。ならば、彼こそファームでの実戦が大事だ。
先日日本のショートストップを語るには欠かせない名手だった大橋穣さんが亡くなられた。申し訳ないが、矢野なんて大橋さんの足元にも及ばない。アクロバティックな動きがあるのと肩が強いことだけで肝心なところで雑なミスをする矢野は、私は名手とは認めない。強肩のショートといえば木塚忠助さんというのが相場だが(さすがに見たことはないけど)、まあ矢野は比較するのもおこがましい。そもそも打撃は終わっているから、スターターで出る根拠がないではないか。
文句ばかり言うのはフェアではないから、一応提言はしたい。必要なのは正体不明の「守り勝つ野球」ではなく、得点力に裏付けされたディフェンス力である。まず坂倉を捕手から解放しよう。ファースト坂倉、セカンド前川、サード林、ショート小園でしばらく固定してみたい。外野はある程度流動的にして良いが、奨成が戻ってきたらセンターに固定したい。ひそかに期待しているのは久保だ。
キャッチャー?石原は物足りない。かと言って磯村は論外。ここは腹くくって清水と髙木で行けばいいのだ。リードなんてピッチャーが教えればよい。バッティング?矢野より誠実な仕事すると思うけどね。キャッチャーというのは現代野球でも唯一ディフェンス重視で行って良いポジションだと思うけど、意外とみんなその点を考慮に入れないのが不思議だ。
しかし、これが実行に移されることはない。言うまでもなくハジメの推しをスポイルすることになるからだ。今のカープの一番だめなところは、一軍も二軍もハジメの希望枠で身動きが取れなくなっていることだ。西川の人的補償だった日髙もしつこく使われているが、結果はどんどん悪くなってきているのがその典型かもしれぬ。
とにかく、カープが変わるためには、今のカープのあちこちにある「ハジメ的なるもの」を打破しなければならないのだ。このままでは、カープ界隈はまさに信者だけが楽しいカルト集団と化してしまう。すでにその傾向はある。そしてそれに呆れたライトなファンがますます離れていくのだ。
私は先人から「強いカープ」を託していただいた以上、それを後世に伝える義務があると勝手に思っている。しかし、さすがにもうカルト集団の跋扈に呆れ果てている。だから当分生温く見守るしかないと思っているが、それを許せないと思う感情もある。だからといって結局何もできないのがもどかしい。
一昨年の7月に天上界の人になったPANTA翁ではないが、こういう時に何か振り切る力が欲しい。そうなるとハジメ神権帝国の親衛隊が銃を向けてくるかもしれないが、その銃を後ろに向けろ、お前らを操る縮景園の白豚のためにと叫びたい。






コメント
オーナーに関しては、とっとと退場しろ!としか言えん。
ところで、指揮官はオーナーの言いなりとはいえ、多少の権限は与えられているのでは?その証拠に前任者と後任者の違いが垣間見られる。
前任者の佐々岡は、ボロカスに言われているが、2点だけ選手の適性を見抜いていた。
ひとつは、坂倉に捕手適性が無いと見抜き一塁&三塁へコンバートし、その2年間(2021~2022)は打撃成績が向上・安定して良かった。ところが新井貴浩が監督に就任した2023年に、坂倉本人の希望を鵜呑みにし捕手に戻した結果、案の定、打撃成績も下がり守備ではザルっぷりを見せつけられた。盗塁は刺せないインサイドワークはまるで初心者キャッチングはポロポロ。記録上ワイルドピッチの7割は、坂倉のキャッチングミスやん。捕手がマトモなら、それこそ「守り勝つ」試合が年に10試合はある。そもそもこの世に部下の希望を鵜呑みにし「ハイハイ」と受け入れる無能上司などおらんやろ。どの職場でも、一応上司は、部下の能力と適性を考慮してポジションを決めるのだから、新井の目は節穴と言うしかない。
もう1点、佐々岡が選手の能力・適性を見抜き1軍では使えないと判断し、シーズンの大半、矢野を2軍に塩漬けにしておいた点だろう。打撃面ではアマチュアレベルの矢野をレギュラーにしたのも新井であり、完全なミスやろ。
佐々岡が3年間で壊しかけていたチームを、新井が3年掛けて焼け野原にした。カープの指揮官はどいつもこいつも代わり映えしないとはいえ、新井は佐々岡を抜きカープ史上最低の監督やろね。
今日もふざけたスタメン。
2000本達成約束密約で起用される老害
せいぜい代走要員が関の山が二塁手
せいぜい終盤の守備固めが関の山が遊撃手
低レベルのセントラルリーグでも一応首位のチーム相手にふざけたスタメンを組ませるとは、客商売をなんだと思っているのかマツダハジメは。
目に余る八百屋野球に対して、何らかのペナルティをマツダハジメに与えようよ、NPB!