堪え難き故堪えず、忍び難きが故忍ばず

スポーツ

はっきり言って、もうカープは終わった。こんな話にならない試合を、9月まで見せつけるつもりだとしたら、もはやこんなチーム、赤色革命による打倒の対象だ。現場指揮官を引きずり降ろし、代表取締役社長の首を取らねばならぬ。

はっきり言って、腐りきったホーム3連戦よりは、やる気のかけらはあったのかもしれないが、まだ足らない。残念ながら命懸けの必死さが見えなかった。ファビアンが、モンテロが一塁にヘッドスライディングしたって?彼らはそんなことで給料もらってるんじゃない。あの場面でヒットの1本も打てなかった両外国人には、本当にいいかげんにしろと言いたいくらいだ。

いや、現場指揮官の采配は相変わらずめちゃくちゃである。まったく筋が通っていなければ理にもかなっていない。こんなことやってたら負けるよねと吐き捨てたくなるのが関の山だ。今日の現場指揮官の采配は、どう善解しても擁護できない。以下、かいつまんで書く。

まずスターター。中村健人を昇格させてすぐ起用したのは一見理にかなっているのだが、実は単なる目眩ましにすぎない。はっきり言えば、批判をかわすためだけの起用だ。蓋し、今のカープで強化しなければならないのはサードである。だったら、林あたりを一緒に上げてきて使うべきだったというのは、見やすい道理だ。それをしなかった時点で、やはりこの現場指揮官はだめだと言わざるを得ない。

そして、同点の7回表。ワンアウト1、2塁。そこで森下をそのまま打たせたるという世紀の愚策が直接の敗因となった。あり得ない。ここは代打の一手である。そしてこの超消極策が勝ち星を逃した原因となった。まったくふざけている。申し訳ないが、その裏1年生監督の井上一樹はしっかりものの道理に沿った采配で決勝点を取ったのである。これだけで現場指揮官の低能ぶりを表すには十分だ。

それでも8回表。ノーアウト1塁で小園、バント、アホか。はっきり言って一番打ってくれる期待が客観的に高い小園に犠牲バントなんて、まったくおかしい。しかし、ある要素を付け加えると、腑に落ちるのだ。それは、外国人に手柄を取らせたいということ。

前の三連戦、いかに外国人がブレーキになったかを考えると、ここでその負の流れをとどめたいと思ったのだろう。でも、そういうことこうまくいくくらいならそもそもあんな無様な野球やらないし、そういう付加価値を狙うと大概失敗するというのは、昨日も書いた。

ただでさえ、カープファンは昨年腹立たしい思いをさせられているところなのである。それなのに、また今年もその裏を返そうとするが如き野球を見せつけようとするのは、いかにも不誠実に過ぎるというべきではないか。今日の結果自体は十分予見可能だったのだが、それにしても酷い。

要するに、カープは優勝なんでする気のない、なんちゃってプロ球団だと評価せざるを得ない。わかってたけど。そうなると、この結果をファンが受け入れ辛抱する必要なんてありやということになる。いや、きっとそんな必要ない。特大のしっぺ返しをしたって、罰は当たるまい。いや、そうすべきじゃないのかな。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    カープのようなローカル弱小球団と比べるな、と怒られそうだが、サッカープレミアリーグで人気実力ともにトップだったマンチェスター・ユナイテッドが凋落の一途を辿っている。2024~2025シーズンの順位は15位であわや降格圏突入かというところまで低迷している。

    ベッカムが在籍していた全盛期には世界に推定10億人いたと言われるファンが、今や4.5億人と半減以下に激減している(それでもレアル・マドリードに次いで2位)。凋落の一途を辿る原因はハッキリしており、悪徳オーナーのグレイザー家で酷い。グレイザー一家がオーナーとならなければ発生しなかった負債が5億ポンド(約950億円)ある。にもかかわらず、株主に毎年支払われる最大の配当金をガッツリ得るのはグレイザー一家なのである。「今だけ・金だけ・自分だけ」の傲慢を地で行っている。

    一応補強はするもののピント外れで、讀賣のように、名前だけはビッグだが劣化した選手を高額で掻き集めるので目も当てられない。

    何だかんだ言ってもスポーツクラブはオーナー次第で、
    「繁栄の末路に凋落の翳りが忍び寄る」

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