その前に、今朝はちゃんと来た。しかし、本当に未来はあるのかという思いは消えない。でもそうとばかりは言ってられないのであって、とりあえず今朝の雨、ではなく明日のカープでも考えてみることとしたい。
交流戦は9勝9敗で終わったが、カープファンの評価はおおむね悪くないようだ。ただ、私はそれに与さない。欠点とまでは言わないが、大学の評点で言えばD、もしくは不可だろう。何をもってよかったと考えるのか、私は分からない。
そりゃ全部勝てという気はない。しかし、9つ負けたうち、逆さに振っても鼻血も出ないほどしてやられた試合はなかったはずだ。大量失点したホークス戦も、監督が新井でなければ勝ち負けにはなったかもしれない。それほど、監督の差配のまずさはこの交流戦群を抜いていたと思う。少なくとも、もっと上位でフィニッシュできたはずだ。
そうなった理由は、交流戦期間中に散々書き連ねたところのとおりだと思うので、繰り返さない。それを踏まえて、今後どう戦うかを考えるほうが生産的だと思う。なんせ金曜日にはペナントレースが始まる、というだけではなく、これまたオールスターブレイク前までの一種の短期決戦であるのだ。ここをのんべんだらりとやってれば、数か月早い秋が来るのは目に見えている。
カープファンの多くが交流戦の結果に満足しているのは、昨年よりはオフェンスで結果が出ているからということにあるだろう。しかし、昨年は話にならないほど酷かったのであって、それと比べて良かったと言われても、なんだかなあと思う。
ここまで活躍を見せているのは大盛とファビアンだろうが、正直大盛には確変終了のお知らせが聞こえる。日曜日の打ち取られ方を見ると、これが広まったら、まさに♪チンチロリンの、カックンだ。一方のファビアン。力のあるストレートばかりで攻められたときの対応がカギを握ると思う。
オフェンス全体で見ると、あまりにも下位打線が弱すぎる。さらに、打てるサブスティテュートが中村奨成だけである。秋山は絶不調の極みだし、そのほかのバッターは、見てる方が恥ずかしくなるくらいの状態なのであって、要するに駒不足。このままでは、また昨年と同じ轍を踏む。
今日の公示を注目していたのだが、結局野手の入れ替えはなし。これは本来おかしいのであって、秋山あたりこのタイミングで抹消して再調整させておけば、試合のない4日間を有効に活用できるのだ。申し訳ないが、素人目に見ても今の秋山はヒットが出そうにない。
しかし、それは絶対にあり得ないし、できるくらいならもっと早くやっている。それができなかった理由?結局使えもしないのに枠を食ってるのはハジメの希望枠だってこと。だから終盤の勝負どころで箸にも棒にもかからないのが出てくるのだ。
幸いなことに、今ファームのカープ打線はそれなりに当たっている。なら、使わねばなるまい。少なくとも、打てないのが分かりきってるのを駆逐する必要があるし、しなければならない。今のままでは、カープというチーム全体が死んでしまう。
別に難しいことじゃないけどね。よそのチームは当たり前にやってること。カープができないほうがおかしいのだ。できない理由があると言うなら、言ってみれば良い。どうせまともな理由ありゃしないから。
そもそも、上本みたいなのを「余人に代えがたい選手」なんて寝言言ってるようじゃ、まあだめだろうね。かっこよくバット放り投げて打球がボテボテなどというのを見せられてる時点で、我々もまたいい面の皮なのだが。






コメント
率直なところセントラル・リーグ戦は、あまりにもレベルが低すぎてどのチームが優勝しようが興味はない。
管理人さんがご指摘の、カープは下位打線が弱いのは事実ではあるけれど、他チームの下位打線はもっと酷い。虎キチが言うには、ヘタすると機能しているのは4番までで5番大山がパッとしない現状で、上位4番までが抑えられたら為す術がない、と。ベイは極論を言えば、現在頼れるのは牧1人だけで、他は流動的で確実性に欠ける上に、主軸が高年齢で劣化が目立つ。岡本不在の讀賣、村上不在のスワローズは論外。細川復帰のスタメンを見ると、意外とドラゴンズが化ける可能性があるような気がするけれど、例年と異なり先発ローテ投手が弱い。エースの高橋宏斗がイマイチなのは計算外だったろう。
こうのように見ていくと、たいした戦力とは言い難いけれど、カープが最もマシな部類かもしれない。
しかし、何度も繰り返すが「プロ」と冠につく職業は、ハイレベルで高難易度の者同士が対戦するから価値がありワクワクするのであって、プレミア感が全くないレベルが低い二流の「プロ」同士の対戦って、本来ならエンタメとして成立しない。12球団のメンバーを見渡した時、カネを払ってまでスタジアムへ足を運ぼうという気になれない。