結果については、もうどうでもいい。勝ったといえば勝ったけれども、老体唐川がしかも回跨ぎで来たのを打っただけだ。トータル17安打6点というのは全く褒められたものではない。
今日の試合で感じたことは、明らかに今のカープはなにかバラバラだということである。特に野手陣。打てない走れない守れないだ。個々人が適当に野球やってるだけという趣がある。選手のベクトルが同じ方向向いていないといえばよいか。
敢えて昨日の試合についていうと、序盤の内野の凡ミスのシークェンスが響いたわけだが、なにか命懸けの一生懸命さから出たものとは思えなかった。どこか心ここにあらずみたいなものを感じたのである。何がそうさせたかは分からないが、スターターに捩じ込まれた上本の存在が負の意味で大きかったのかもしれぬ。
同もカープの首脳陣もカープファンも、指名打者制の戦い方を今になっても分かっていないと言っていい。指名打者制というのは、ディフェンスに難がある選手の有効活用法ではない。打てるバッターをいかに揃えて運用するかが勝負なのだ。なのにカープとカープファンは、指名打者制で守りを固めたがるからおかしなことになるのだ。
どうも今の上本は、明らかにツキを持っていないというか、ひとことで言うとインケツなのだ。そんな選手に固執しても結果が出ないのは明々白々なのだが、今日も新井はやらかした。モンテロの二塁打のあと坂倉の代打にわざわざ上本だして箸にも棒にもかからない結果である。あれを見て、ああ今日もと思ってしまったくらいである。
じゃあ延長12回はなんだったんだって?あれは、よほどマリーンズがゲレーロを信用してなかったというか、唐川に頼るしかなかった事情があったんだろうというしかない。吉井理人の考えまで分かりようはないけれども。いずれにせよ、打って当たり前のピッチャーに如かずだったってこと。今日の唐川は。
もしカープが真剣にペナントを目指すというのであれば、そしてここまでの交流戦の全体としての結果に鑑みれば、勝てばいい、ひとつ勝った、よかったねとだけは言ってられない。ある程度内容を見なければいけないところだ。その意味では、今日の試合はがっかりだったというべきだし、昨日の試合はほんとあり得ない。勝っても負けても説得力がないように感ずるのだ。
明日もマリーンズ戦がある。相手は種市篤暉。こちらはアドゥワ誠。普通に考えて相当一生懸命点取らないと勝てそうにない。それだけに、指名打者制を引いてなおディフェンスに拘る新井野球には辟易する。野球のベクトルがそもそも変な方向を向いているのだ。
本当にディフェンスにこだわるなら、いま一番指名打者にすべきなのは坂倉だろう。明らかにスローイングが変だ。扇の要、ある程度守備にこだわることが許される捕手というポジションを軽視するかの如き所業は、理解できない。
その意味では、やっぱり新井の考えていることはおかしい。こんな野球をやっているようでは、また9月にガス欠起こすよ。いや、もっと早いかもしれない。そんなに分かりきっているのに何の改善もしないというのは、やはり勝利を希求するカープファンは広島球界では軽視されているんだねというほかない。端的に言えば、なめられてるのだ。そう、カープはきっとハジメ信者のためのものなのだろう。






コメント
今日のスタメン???
一昨日の上本レフト起用がかわいく見える、カープ史上最低オーダー!(涙)
ライト野間
センター大盛
ショート矢野
そして極めつけはサード田中広輔!!?
管理人さんが仰る攻撃重視の指名打者制の真反対のスタメン。
ファンをなめきったハジメ指示の自害自殺打線!
これでもまだ目を覚まさないバカープファンがいたら、プロ野球ファンをやめたほうが良い。
何?プロ野球ファンではなくて、あくまでカープファン??
・・・
ダメだこりゃ。