今日の負けは、絶対許さねえ。

ペナントレース143試合、2勝1敗ペースで勝ち抜けば独走優勝なんだから、ひとつ負けたくらいでどうこうは言うべきでないことは分かっている。そりゃ1年の中には無様に負ける試合だってある。そんなことは、言うまでもなく先刻承知だ。

しけし、それをさておいても。今日の負けは許せない。こんな野球やって木戸銭取るのかと言いたいくらいのどうしようもない試合だった。いかなる言辞を弄しても、絶対に正当化できない。世が世なら責任者は打首獄門ものだ。

何が酷かったかと言って、1安打という結果以前に、ヒットになりそうな打球すらなかった。とにかく結果が不誠実なのだ。むしろ唯一のヒットを打った上本が恨めしい。こんなの、ノーヒットノーラン食らったほうが少しは恥というものを知ってくれると思うから。

まだ打てないだけなら救われるのだが、今日は攻守にまったくいいところがなかった。というか、気の抜けたプレイのオンパレードといっていい。1回2回の菊池、小園、矢野には大喝だ。お前らのせいで負けたんやと言ってもいい過ぎにはならぬ。

ついでに言えば、今日の最大の敗因は上本だ。ヒットを打った？、ファインプレイをした？そもそもね、君なんてお呼びじゃなかったんだよ。試合の大勢が決してから胸はって長打打ったって、何の意味もないことをもう少し理解してほしい。

はっきり言って、低能新井もバカープファンも指名打者制の使い方を全く分かっていない。指名打者制は、一にも二にもオフェンスを前面に出すべきなのだ。それなのにカープは、指名打者制を使って守備を固めようとするからおかしくなるのだ。まだ一昨年までのように上本に魔法がかかっていればだまされてもよいのだが、今の上本は鼻くそだ。少なくとも、指名打者制で出てくる選手ではない。

今日の試合で最も誠実に仕事したのは玉村だ。しかし、結果は負け投手。あれだけ野手が足引っ張って自責点になるのが恨めしい。願わくばもうひと粘りしてほしかったが、もう真剣に投げる気にもなれなかったのだろう。

本当に、今日の選手の無気力ぶりには辟易した。まあ今日のスターターを見せられて一生懸命やろうなんて思えないかもね。私が選手ならそうなるかもしれない。まさに、「殿、御乱心」だ。そもそもこんなオーダーで野球やらされては、いい面の皮かもしれない。

明日？知らない。なるようにしかならないよ。とうより、今日みたいな試合だったら、見る価値も見せる価値もない。