裏は返してないけれど

このところ金曜日は一日仕事でばたばたさせられるので、どうせ今日もと思っていたが、今日はさほどでもなかった。なので、チラチラと文字列をチェックしていたのだが、当初の見立てはまた完封負けだろう、だった。だから、とりあえず1が灯ったときにはなにか意外な感じがした。結果3-0。しかもマリーンズを1安打に封じたから、まあよかったというところだろうか。

で、ならJSPORTS1の録画放送を見ようかと思ったが、なんかそれほどのものでもないような気がしたから、やめた。それに、私はあまり野球を再放送で見るのが好きではない。まあ一球速報が発達してほとんどライヴで情報に接することができるようになったからだが、裏を返してみるほどの試合だったかと言われたら、まあ違うかもしれない。

やはり今日の試合では林だろう。一昨日に打った一発だけならたまたまと言われても仕方がないが、2試合連発となるとまぐれではない。やはり何か摑んだからだと信じてみたい。いや、結果こそすべてであるはずだから、徹底的に使われないといけないだろう。このくらい結果を出し始めたプレイヤーを安易に役立たずのヴェテランの後塵を拝させたりしたら、チームは白ける。

あとは、得点がもっと早いイニングに欲しいところだ。特にこれから先発投手が長いイングスを投げるよになってから真価が試されるといっていいのかもしれない。あるいは、終盤にセットアッパーやクローザーが出てきても同じように攻撃が出来るかどうか。まあ後者はなかなか難しいだろうし、それが出来るくらいなら昨年はぶっちぎりで優勝していただろう。

さて、ウェスタンリーグは一足早くレギュラーシーズンが始まった。カープはタイガースの二軍新本拠地である日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎でのゲームだったが、終盤の逆転劇で勝った。さすがに村上頌樹や島本浩也は打てなかったようだが、高卒ルーキー今朝丸を捕まえてから勢いを付けたようだ。おちうより、タイガースに肝心なところでエラーが出たから勝てたのかもしれない。まあ、負けるよりはましだ。

ちなみにカープが打ったヒットは8安打。2番スターターの佐藤啓介を除く8人が1本ずつヒットを打ったという珍しい結果となった。打点を挙げたのは田中と磯村で、田中は決勝タイムリーをたたき出した。田中は春先からバットが振れていて、二軍戦でもいい結果を出しているようだが、一過性のものなのかまた打てるようになったのかは、分からない。

明日は広島は雨模様で、しかも10度近く最高気温が下がるとのことである。故障に繋がるようなプレイがなければいいがと思う。それより、先週末の市民球場はあちこちにシラケ鳥が飛んでいたから、悪条件下見に来てくれるお客さんを失望させないようなプレイをしてくれればよい。そのなかで、あとは少しでもたくさん点を取るというミッションを遂行してもらえばよい。

ところで、今日の試合はJSPORTS1で放送されていたが、明日明後日の試合は地上波でしか放送されない。ふざけんなと思う。こういうくだらないことをするハジメはあとどんなに善行を積もうと信じられないし(そもそも彼奴に善行などありえんと思うが）、こういう前時代的メディア支配をする人間など信ずるに値しないと言うことだろう。これはもっとファンが怒らなければならないと思う。