春なのに、溜息またふたつ

スポーツ

弥生三月の朔日、一気に春めいてきた今日は、市内某百貨店の春の京都展に行ってきた。本当に、どこを通っても陳列されているものが素通りを拒む。だから、予算に歯止めをかけないと無駄遣いしてしまいかねないのが辛いところである。その中で、ちりめん山椒と京漬物を買って、後ろ髪を引かれる気持ちで帰ってきた。会場には和装の人も多くて、自分がそうでなかったことも後悔した。

3月ということでオープン戦も本格化してくるのであって、とりあえず今日明日は倉敷マスカットでのイーグルス戦である。1-1ドロー決着だったが、スコア以上に眠たくて怠い試合だったと思う、実際、試合の前半は帰宅途上のバスの中だったのであるが、映像がなかったとはいえ半分以上寝ていた。8回にようやく1点取ったが、今日の藤平や渡辺の出来だったら、少なくとも2,3点はほしかったと思う。

今日のスターターは、ある程度開幕を想定したオーダーであったと思う。その割には、なにをやってもうまくいってなかったような気がする。7回表、先頭の佐々木泰が四球で出塁したあと、矢野が全くの無為で三振し、二俣が何とかしようとして中途半端な空振り三振になったところは、まあ空回りしてますなあという感じだった。いかに投手優位の時期とはいえ、これではいけない。

このままだったら、変革どころか、なにも変わらないまま死出への旅を迎えることとなるだろう。唯一の得点わげるタイムリーを打った渡邊と、攻守に活きの良いところを見せた佐々木が目立ったくらいだろうか。いや、個々の選手がどうこうではなく、組織としてなにがやりたいのかさっぱり分からなかったといった方が良い。はっきり言って、なにが変革かと思う。

その一方で、二軍の教育リーグ、タイガースの二軍新本拠地で行われたタイガース戦は、確かに5点取った。しかし、7回に登板した斉藤がすべてリードを吐き出して結局ドローに終わった。こちらはヴェテランがそれなりに結果を出し、期待の若手もまあまあの結果出したのだが、やはりなんとなく締まらない。というより、これではいかんなあとしか思えない。

斉藤の場合、ポテンシャルはともかく、実績が伴っていない。黒田博樹が必死に指導しているが、ここまで結果が出ないのは、やはりプロとしての内容にもはやならないのかという気がする。いや、ドラフト1位に擬したこと自体どうだったのかというところなのであって、それを指弾されたくないハジメのゴリ押しとも言えなくもない。

まあ、本隊はオープン戦、ファームは教育リーグだからまだ救われるところだ。しかし、そこからの修正力がどうかといわれると、心許ない。むしろ、そんなものないといっていい。ないから勝てない、優勝できないのだ。その程度の見やすい道理なのである。でもそれが理解できない向きが多いのが、また哀しい。

今日も同所で同カードがある。当地は小雨が降っているが、倉敷と尼崎はどうだろうか。天候を吹き飛ばすだけのものを見せてくれればよいが、冷たい雨が降り注ぐだけの試合になるかもしれない。そうなると、春なのに、早くもお別れですか、にもなりかねない。さて、どうなることやら。

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