午後11時のモノローグ その145

あまからAvenue

今日は娘のところに「運び屋」をやるため朝早く駅を出ることになっていた。だから昨晩は早く寝て、今朝の移動中にでも更新しようと思っていた。しかし、今日は朝といい昼といいそして夕方といい、爆睡してしまってそれどころではなかった。やっぱり、よほど疲れ切っているらしい。

昼は家人のリクエストもあって、ららぽーとEXPOCITYにあるケンチキのブッフェレストランに行った。ここはチキンだけではなくサイドメニューなども食べ放題なのでよかったのだが、やはりチキンの脂が堪えたのか、しばらく食べ物の顔を見られなかった。やはり、年とともに食べ放題はきつくなるようだ。

その後散歩がてら、四十数年ぶりに太陽の塔を見に行った。今見てもそのAvantgardeさは際立っていると思う。1970年にこれを作った岡本太郎も偉いが、依頼した堺屋太一も偉い。今の人には無理だろうね。なんせみんなそろって復古主義者が偉くなってるから。

それはさておき、私が太陽の塔を初めて見たのが1983年。その翌年にカープが赤ヘル野球の粋を見せて日本一になったのだが、これまた今のカープにはAvantgardeさどころか、Evolutionも感じない。とにかく古臭いのだ。こんな古臭い野球やって優勝とか日本一なんて、まあ無理な相談なのかもしれない。

ところが、カープファンもご多分に漏れず復古性が強まっているのが嘆かわしい。いまだにふたことめには「守り勝つ野球」とほざくあほうが多くてどうしようもない。これまた木製バット時代の「広商野球」を理想とするがごときである。迫田穆成さんも天上界で苦笑されるに違いない。

さすがに、そんなあほうどももいまのところはおとなしい。そりゃ昨年大恥晒した原因はそんなものに固執していたからだから当然だが、彼らは悔い改めてはいない。隙あらばやっぱり守りがーと言い出すのは、目に見えている。莫迦莫迦しい。

もちろんカープ当局もその気まんまんだ。今年のスマホアプリ「カーチカチ」の新聞広告には、秋山と並んで矢野がセンターポジションにいた。そしてそこには坂倉も小園もいない。分かりやすくてよいが、よそからは莫迦にされること請け合いである。

事実、週刊ベースボール増刊号、スポニチ編集、ホームラン編集の3つの選手名鑑の表紙を飾ったのは、すべて小園。これが当たり前なのだ。これが世間の評価なのだ。それを否定するのは、まさに正体不明の「ウリ式」野球を推進する人民共和国的体質というべきだと思う。

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