2月と言えば、プロ野球もJリーグも選手名鑑の季節である。2月に公式戦が始まるJリーグのほうが先に出そろい、プロ野球はこれからのようだが、いずれにせよ球春をわくわくして待つためのツールであることは、今も昔も変わりない。
もっとも、今はWEBの時代、最新の情報がスマホで手に入るのである。しかし、紙ベースの名鑑の価値が下がることはない。名鑑の価値は、ひとえに情報の集約と一覧性にある。情報のアップデイトは、WEBを併用することにより補えばよいのだ。
Jリーグの名鑑は今年もエル・ゴラッソ編集のものにしたが、敢えて大判にした。やはり情報量が違う。それと、私も歳を重ねて些か細かい字が読みづらくなったのもある。それはさておき、おまけで随時データ更新の無料アプリがついてくるのがよい。J3まで網羅しているからなおよい。
プロ野球はこれから続々出てくるが、私が毎年重宝しているのはスポニチ編集のポケット名鑑と、旧日本スポーツ編集の名鑑だ。前者はデータ量は微妙だが、裏方さんの名前があるのがよい。後者は選手紹介の中身には?がつくものがあるが、ニッチなデータがあってよい。
この2つはすでにAmazonで予約済みで来週には届くのだが、今年は久しぶりに週刊ベースボール増刊号の名鑑を買った。毎年一番乗りで出るのが売りだが、残念ながら中身が年々劣化してきて、読むに堪えなくなってきていた。それで買わない時もあったのだが、まあJリーグ名鑑を買ったついでに買ってみた。
中身は相変わらず昔日の威容を失っているのだが、昔と比べて文字数を増やしたことにより、データも少しは充実しているようだ。ただ、相変わらず取材不足というか、これだったら俺にでもできるぞという内容だ。まあ、不勉強というより、人材がいないのだろう。
ことカープだけについていうならば、当局の言いなりというか、ハジメが修文したのではないかとでも思える中身が多い。まあ昔と比べて露骨な手入れはなくなったものの、もう少し記者頑張れよと言いたくもなる。週ベもハジメの軍門に下ったのだろうか。
ところで、選手名鑑の表紙には、各チームから1人選んだ選手の写真を乗せるのが習いである。エル・ゴラッソ名鑑のサンフレッチェ代表はジャーメイン良。移籍初年度だが、今年サンフレッチェで期待される役割に鑑みれば、妥当な選出である。
それでは週ベの名鑑号でのカープ代表はといえば、小園海斗。これには少々驚いた。もちろん、9割方矢野雅哉だと思っていたから。よくハジメが許可したなと思う。まあ客観的には当然なのだが、ハジメ人民共和国ではその限りではないのは、昨日書いたとおりだ。
これから続々と各社の名鑑が出るが、カープを代表して誰が表紙に出るかを注目してみることにする。ある意味ここに各社の編集方針が見えるといって過言ではない。もっというなら、各社がカープをどんなチームと見ているかというリトマス試験紙かもしれない。
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コメント
矢野にしたかったけどボツにされたん
でしょうね。