哀しい、虚しい。

スポーツ

各媒体既報の通り、九里亜蓮の補償は金銭のみということになった。予想された事態ではあったが、いざ起こってみると、なんとも虚しいとしかいいようがない。この結果を受け入れがたい自分がいる。本当にこんなチーム壊れてしまえと思う自分がいる。いや、やがて壊れるのではないか。

もちろん、今のバファローズに魅力のある選手が決定的にいないという事実はある。プロテクト云々ということを抜きにして、今のバファローズの選手でカープに欲しい選手ということを考えたら、きっと40人もいない。要するにプロテクト外の選手にはまったく魅力はないだろうと思っていた。だから、結果だけを取り上げてどうこうとは言いたくない。しかし、納得はいかない。

はっきり言って今のカープ、使えもしない選手をたくさん抱え込みすぎなのである。昨年から何度も書いたが、引導を渡すべき選手やノンテンダーででも放出した方がいい選手が多すぎる。支配下選手枠がという頭の弱いのがいるが、枠をいかに空けるかというのも編成の見せ所なのである。それを自ら放棄しているのだから、アホかとしか言えないのだ。

それに、金銭で補償されたところで、その金銭をどう使うかはまったく見えない。正直なところ、どうせハジメの私腹を肥やすためだけに使われるのだろうとしか思えないのだ。とにかくハジメというのはそういう人間だ。今回の金銭が会計上どういう収入で受けられるのかは分からないが、何処で受けたところで、小規模閉鎖会社である株式会社広島東洋カープではチェックのしようがない。結局ハジメが喜ぶだけになることは請け合いだ。

そういう意味では、今のカープは、極めて不健全な組織であるし、その体質も極めて不健全だ。もっと不健全なのは、それを理解できず、むしろ不健全な中にどっぷりと浸かっているカープファンである。この現状の不健全さを理解できないとするならば、よほど頭が悪いかそもそも共犯であるかだ。まあ、その両方なんだろうな。私からすれば唾棄すべき存在である。

なので、あと2週間ちょっとでスプリングキャンプだといっても、まったくわくわく感がない。昨年見せつけられた火力不足を、海の物とも山の物ともつかないので埋めようかというのである。それを糊塗するべく、守りの野球とか機動力野球とかいう一見美しい言葉が踊るのも目に見えている。佐々木泰がサードで使えるのが前提とは言え、小園を何処で使うべきかという議論をするあほうどもが多いのにはあきれた。

このままでは、本当にカープは滅びる。いや、身内から滅ぼされる。それを指をくわえてみなければいけないのかと思うと、実に虚しいし、哀しい。強いカープを求めることは、カープにとにかく勝ってほしいと思うことは、間違っているのか。何でもかんでもハジメの言うことに唯々諾々と従わなければいけないのか。それでは、本当に人民共和国ではないか。

まあ、明日の中国新聞での当局の言い訳を待つこととしよう。どうせ外国人獲得のためにとかなんとかいうに違いないが、どうせろくな補強できもせんくせにね。去年はそもそも補強すらサボったし。やっぱり、新井に丸投げしたということは、金銭補償という当局が思う方向への序曲でしかなかったというべきだったのかね。

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