改めまして、弊ブログをご愛顧の皆様には謹んで新年の言祝ぎ(または寒中のご挨拶)を申し上げます。弊ブログもしつこく続けて、大家こそ変われどこの7月で満19年、そして20年目に突入いたします。今後ともますますのご贔屓をよろしくお願いいたします。
さて、昨年と異なり平穏に明けた2025年の元日。私は昨年末にせっかく調整をした眼鏡を家人に踏みつけられるという惨事で明けた。買った某安売り眼鏡チェーン店は近くになかったので、やむなしに広島の某大手眼鏡チェーン店に頼んで応急処置をしてもらったのだが、こういうものは少しでも感じが違うと気持ちが悪い。
で、元日夜はウィーンフィルニューイヤーコンサートを見るのが習いになっているのだが、今年は途中で切り上げた。もちろん録画はしているから後日見る予定だが、やはりワルツやポルカばかりのプログラムを延々2時間半聴かされるのは、ライトなクラシックファンにはやはりいささか辛い。だから最後の「ラデツキー行進曲」で盛り上がれるのだろうが。
ところで、例年ネタにする大みそかの紅白歌合戦だが、大みそかの最終記事を書いた時点の印象はまさにあのとおりだったのである。口パクアイドルやダンス屋さんを並べられても興醒めという点は、まったく例年どおりだった。そう、B’zが出るまでは。
まあ、しょせんはNHKが無理して呼んだから事前収録の映像だけだよねと思っていたら、いきなりNHKホールのステージに出てきて圧巻の歌声と演奏だ。私はB’zは一生懸命聴いたことはないのだが(CDは1枚ある。もちろん「RED」)世代的にはB’zと被っているから、よく耳にはしているし、iPodのライブラリにも何曲があった。しかし、こうやって見せられるとやはりすごいと言わざるを得ない。理屈抜きに感動した。
加えて、やはりTHE ALFEEだ。なんといっても3人とも古稀だ。それなのに歌った「星空のディスタンス」は、キーも元のままで声量も変わらず、奏でるコーラスも昔と変わらなかった。B’zの稲葉浩志のヴォーカルも素晴らしかったが、桜井賢のメインヴォーカルも素晴らしいの一言に尽きる。
その後、魂を込めて「能登半島」を歌った石川さゆりも良かった。そういえば石川さゆりも66だが、歌声は全く衰えを見せない。紅白で新曲を歌わせてもらえないのはある意味辛いかもしれないが、かえって彼女の歌声の素晴らしさを強調している面もある。正直、今年はトリを取らせてもよかったと思う。
先日漫才をネタにして、お客さんを理屈抜きに笑わせでやるという意気込みの芸人さんがいなくなったと書いたが、実は歌手も同じで、自分のファンに向けて歌っていればいいよねという了見の人が増えているような気がする。しかし、紅白でのB’zやTHE ALFEE、石川さゆり(あるいは郷ひろみも入れていいか)のパフォーマンスを見ると、まだまだ捨てたもんじゃないし、こういうまっとうなものが評価されて視聴率が少し上がったのは良いことかもしれない。
それに引き換え、レコ大はもうダメダメ。ミセスは確かに売れているかもしれないが、私に言わせればその曲と歌は何か物足らないし、だいいち「コロンブス」のMVでミソをつけたのを不問にするのかという気がしてならない。それならまだCreepy Nutsのほうが説得力がある。そういえばCreepy Nutsの扱いは紅白でもよくなかった。きっと芸能界の首領に嫌われてるのだろう。
ちなみに、優秀作品賞の中から選ぶ私の大賞は、FRUITS ZIPPERである。山内惠介もよかった。それはさておくとして、今年こそまっとうなものが評価される年になってほしいと思う次第である。もちろん野球界をや。
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