昨夜は思わぬ時間外勤務で疲れ果ててしまい、何もする気が起こらなかった。それ以前に、何かふと悲しくなる事象が続いた。これはメンタルのバーンダウンの前触れではないかと思った私は、一切のくだらない雑事を振り捨て、早々に眠りについた。ただ、一夜明けた今も多少頭がクリアになったけれだけで、何となくけだるい。
およそ人間が社会生活をする以上、ノーストレスということはあり得ないのは分かっている。なのでそのストレスのベクトルをいかに逸らすか、避けるかというのが大事なんだろう。しかし、難しい。勢いストレスの矢が刺さって身動きが取れなくなってしまうのだ。
私は煩悩の多い人間だから、坐禅を組んでみればよいのかもしれない。しかし、きっと持たないだろうな。そういえば精神を重く病んでいた頃に、般若心経に興味を持ったことがある(我が家の宗教は浄土真宗なので、本来般若心経は使わないのだが)。何となくすっと入ってくる気がしたのだが、それで何か悟ったということは、ない。
そういえば禅の魅力に取り憑かれた著名人は多い。現代で有名なのはスティーヴ・ジョブズだろうが、稲盛和夫、川上哲治などという人も並ぶ。そういえば矢崎拓也もそうだ。クリエイティヴな仕事をする向きとか、相手と一対一で戦う仕事をする向きには、良いのかもしれない。
しかし、我が社などはとにかくクリエイティヴというよりはいかにトップに忠実な歯車を育成することに汲々としているところだ。私などクリエイティヴの欠片もない人間だが、上意下達で「ルール」とやらを押し付けられるあぢきなさは、わかる。勢い我が社も、一時ほどの活気がなくなっているような気がするのである。
まあ、だから矢崎拓也は出されたのだろうかね。ああいう煮詰まった環境では、矢崎拓也のように我を通して生きるタイプは、生きていけないからね。結果、みんな仲良くぼちぼちと集団になるのは目に見えている。運命は来年の最下位かな。
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