Ein geborener Narr wird nie geheilt.

スポーツ

しつこいようだが、先週来時間外の仕事で追いまくられていて、ワルクチを言う気すらなくなりつつあった(どの口が言うというツッコミは却下)。それでも昨日はそれなりの時間で逃げ帰り、今日は時間外勤務自体拒否して帰ってきたら、だいぶんすっきりした。そもそも一昨日といい昨日といい、夜に更新しようとしたら睡魔に負けて書き切れず、翌朝電車の中とかでちまちま書き上げたのである、よほど脳みそが疲れていたのだろうと我ながら思う。

しかし、今日は久々に頭がクリスタルとまでいかなかくてもクリアだ。ネタがなくても適当なことが書けそうなのであるが、今日はいろんなところに転がっている。なので、ワルクチついでに掘り返してみることとする。脊髄反射で書くようで気が引けるのだが、たまには良かろう。ネタを供給しているところに乗っかるというのもよいものだ。今日は当地でも冷え込んだし(関係ないだろ)。

さて、カープの歴史的大失速という分かりやすい醜態を受けて、いよいよカープがFA戦線に参入するのではと言われている。標的とされているのは地元広陵高校出身の佐野恵太と、新井兄弟と師弟関係にあるといわれている大山悠輔。もっとも、在広プレスの動きは鈍く、それ以外のWEBニュース媒体が主に動いていると言った方が言い。今日も週刊ベースボールWEBが取り上げたところである。

もちろん、私は今のところまったく信じていない。球団が具体的な動きを見せない以上は、信じられないし、信じられようがない。今のところ上がっているWEB媒体の報道は、ハジメお得意の観測気球と言うべきである。きっと彼奴らは、一部ファンが「そんなの嫌だ、負けてもいいから補強なんてしなくてもいい」と言ってくれるのを待っているのだ。私には俄に信じがたい話だが、カープが編成で強化して強くなるくらいなら純血主義を貫いて弱くなった方がいいという向きが、一定程度存在するのである。

それだけ、ハジメというのは狡猾な男なのである。チームの強化というのはこれっぽっちも考えない代わりに、カープを種に私腹を肥やすことにかけては悪魔的に秀でている。そんなことも知らずに、いかにもハジメがカープの維持と発展に心を砕いているかのように言っている単細胞の多いこと。ひとりふたりなら笑うしかないが、あまりにも多いと辟易する。もちろんそれもハジメの狡猾さのなせるわざなのであるとしても。

このところ、WEB界隈などでベイスターズの南場智子取締役オーナー(実は代表取締役ではないことに注意)が持ち上げられている。それに乗じて、やれDeNAの参入をハジメが後押ししただの、南場オーナーがハジメの経営スタイルを褒めているだのの言辞が飛び交っているが、それがどうしたと言うまでだ。前者は単なる三木谷の独り相撲だっただけだし、後者は南場オーナーの言を見るに褒め殺しの類いと言うべきだ。というより、12人しか人がいないオーナーの集まりで1人でも敵を作ったらまずいことになるから(ちなみにオーナー会議議長でもある)、公然とは貶したりしないのが当たり前だ。

普段ならSNSでとくとくと説かれているその手の世迷い言は全部スルーしているが、今日は少しちょっかいを出したくなった。それで、前述のようなハジメ讃美ネタに「ハジメの熱意と使命は私利私欲を肥やすため」という趣旨のことを書いたら、まるで明後日の方向からレスが入った。要旨、球団経営は慈善事業じゃないから私利私欲で良くないか、と。これにはあきれかえった。プロ野球興行をする会社をいかにもプロとタイムな古典的な商売人と一緒にすること自体アウトだし、なにより会社の利益と私腹を肥やすこととの区別がついていないとか、情けないと言うほかない。よほど頭が悪いのだろう。

ハジメを見ていたら、人間の本性はいかにも欲深いものと説いたKarlの言うことが理解できるし、一方で経済活動の高邁性を主張したMaxの言うことを突きつけたくなる気にもなる。いや、こういうのがいるからこそ、Maxの資本主義観は誤っているのだということが出来るかもしれない。なんとも締まらない結末になったが、今日言いたいことは、結局のところは標題のとおりである。

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