私は7回の表裏で、完全に見放していた。球数的にありえない大瀬良の続投がサトテルのホームランを呼んだ時点ではまだ良かった。しかし、裏の攻撃で田村に代打堂林を送って送りバントという世紀の愚策を見せつけられて、もう処置なしと思ったのである。
やはり新井は、若手を育てる気など更々なく、ハジメのお気に入りのヴェテランを処遇することに心を砕いていることが、よくわかった。だから、ハーンが森下に打たれたときもほれ見たことがとしか思えなかったし、栗林がピンチを作ったときも、まあまたあの日の二の舞いかなと思って見ていたのである。
ただ、今日に関していえば、少なくとも投手陣は思うところあったのだろう。みんなよく投げた。やはり、野村祐輔引退という一つの節目で、なんとかしないといけないと思ったのだろうか。あまりにも遅かったが。
結果的にはカープはサヨナラで勝ったが、感銘はない。よく言って遅えんだよバーカといえくらいだ。だいたい12回裏も点が入るとは思わなかった。しかし、野間とかいう昨日のアンチヒーローがエラーで出塁するというラッキーも結びついた。やはり、接戦にエラーは禁物ということなんだろう。
ちょっと一息善意のカープファンは、これで再び反撃に転じられると思っているかもしれないが、それは絶対にない。あるくらいなら、今週は勝ちまくっている。それだけ、積み上がった負け方の悪さの内容がたまの勝ちの内容を凌駕してしまっているのだ。確かに、昨日のようなクソ試合よりはましだが、そんなものなんのプラス材料にもならないのである。
DLsiteでお得に読むだから、今日の感想は標記以上のものにならない。申し訳ないが、カープに対する目先の愛情なんてとっくになくしているから、怒りも湧かない代わりに称賛の意欲もない。褒めようとしてもどこか心の奥底の野晒しが引っかかるのだ。
ちょっと一息え?愛情がそう簡単になくなるものかって?なくなるんだから仕方ない。決して「愛は不死鳥」ではないのだ。むしろ有島武郎ではないが「惜しまなく愛は奪う」ものなのだろう。奪うべき対象がなくなったとき、愛は死ぬのかもしれぬ。
DLsiteでお得に読むもし今日の試合でなにかがかわるというなら、明日の試合こそテストストーンだろう。ジャイアンツは胴上げがかかる一番。おめおめとホームでそれを許すのかどうか。まあ、少しでも9月の成績が悔しいと思うのなら、結果出せ。それだけ。
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コメント
27日のタイガースはCSを睨んで様子見だったような気がした。タイガースは昨年からベイをやや苦手にしており、CSはカープのほうが与し易いと感じている節がある。ベイの先発投手陣は全体的には弱いが、タイガースにとってジャクソンと東の2枚を攻略するのは難しいと。さらに、調子に乗った時のベイ打線は手が付けられない。一方讀賣はベイをお得意さんにしており、やや苦手とするカープとCSで対戦したくないので28日は本気で潰しにくるだろう。ここでカープが逆捩じを食わせると、最終的に讀賣がリーグ優勝しても何となくイヤな感じが残るかもしれない。
今どん底のカープは、ちょうどCSの頃に上昇するバイオリズムが到来するかも???
まあ、セントラルは過去最低レベルなので、どん底のチームでも負けるとは限らない。いまだにCS圏内に滑り込むのがカープかベイか不透だし、勝負(CSファイナル)は下駄を履くまでわからない。
一方パシフィックのほうは、リーグ戦でホークスとファイターズの対戦が現在5分なのでCSはどうなるか。柳田と近藤を欠いてもなお高齢化しているホークスのメンツは、ワクワク感に乏しく見飽きた。CSで若い新庄ファイターズが勝ち上がるほうが、地味な小久保ホークスより興行的に日シリは盛り上がる。